「履歴書とジョブカードって何が違うのですか」と聞かれたとき、私はよく履歴書は初級レベルでジョブカードは上級レベルと申しています。

 

履歴書は学歴・職歴・過去に取得した資格を時系列で並べ志望動機や趣味・特技を端的に記入するものですね。

 

ジョブカードには時系列で並べた学歴・職歴・資格の一つ一つに対して細かく記載する枠があります。

資格であれば、だれが見てもどのような資格かわかるように内容を書く欄があり、

学歴(学習歴)には学校で何を学んだのか。

部活・委員会・ボランティア活動・運動会・文化祭などどのように取り組んだかを記入する枠があります。

 

また職歴については会社名だけでなく職務の内容・職務の中で学んだこと・得られた知識・技能等などを記入していきます。

 

ジョブカードを書くことは過去と向き合うことになります。

思い出したくない封印したい期間があるかもしれませんが過去の自分と向き合ってください。

過去を封印してしまうことは成長を妨げることに繋がることが多く、離転職を繰り返す確率も高くなります。

ジョブカードを書くことにより、その時に起こった出来事やその時感じた気持ちなど自分の感情と向き合うことができ、「あの時こうすればよかったのかも」と冷静に判断することにつながります。

 

過去を整理したら、これからの未来に向けてキャリアプランを立てていきましょう。

大事にしたい価値観、興味・関心を持っていることなどを記入します。そして過去を振り返ったことで自分の強み・弱みを記入しましょう。弱みについてはそのことについて努力していること、そのことに向き合っていることなどを前向きに記入することをお勧めします。

そして今後どのような働き方をしていきたいか、そのために何が必要なのかを記入しましょう。

 

そして最後にキャリアコンサルティングを受け、アウトプットすることによって、

今後のキャリアの方向性を整理し、中長期的なキャリアプランを立てていけることに繋げていけたらと思います。

 

ジョブカードを仕上げると履歴書はとても簡単に描くことが出来ます。そしてキャリアコンサルティングを受けることで面接に向けて自分の考えがまとまります。

 

 

 

キャリアコンサルタントはあなたのライフプランを応援します。