塞翁が馬(さいおうがうま)
学生には目指していた大学がありました。
ところがセンターで思っていた結果を得られず、志望校をあきらめました。
志望校を変更し、前期試験に向かったのですが、オープンスクールに行っていなかった為、
余り環境の良いと思える学校でないことに気が付きました。
そんな中、先生には絶対無理と言われたが記念受験した私大より好条件での合格通知を手にしました。
期待を膨らませ入学を決めるもコロナ禍のため入学式は中止、下宿先に引っ越すも
緊急事態宣言が発令されそうになりやむなく帰省。
リモートにより、授業が再開するも通学もなく自宅の一階と二階の行き来だけの生活。
学生「期待していた大学生活とは程遠く、閉塞感に息が詰まりそうで精神疾患になりそう」
聞手「高校時代を振り返えってみようか。高校時代今頃は何をしていたのかな。」
学生「休日は部活とテストの繰り返し」
聞手「やり残したことはないのかな」
学生「一年生の時に受けた以来受ける機会がなかった英検・数検にチャレンジしてみよう」
学生「受験前は余計なストレスを感じたくなかったけど歯並びの矯正がしたい。」
学生「自動車学校は… 」
3蜜になるため人数制限はあるものの少し長めのスパンで挑戦。
その後も広報誌に記載のあった防災士・救急救命講習資格取得。
現在もリモート学習の空き時間を利用し、TOEICのスコアを伸ばすための学習、危険物取扱者試験、気象予報士なども学習中
コロナ禍で思っていた学生生活はスタートできなかったけど、時間ができたことは高校までの振り返りができ、悪いことばかりではなかったね。
近く対面授業が始まるので大学に戻る予定だそうです。
不幸だと思っていたことが実は幸運につながったり、幸運だと思っていたことが後に不幸につながったりするように、遭遇した幸不幸の出来事に一喜一憂する必要はなく、一時的な出来事に振り回されずにいてほしいですね。
ピンチをチャンスにという言葉をよく耳にしますが、与えられた時間は平等です。
せっかくいただいた時間を有効に使い未来に向けて対応できる人材となれるよう頑張ってください。
大学には学生支援センターというところがあります。
時間があったら顔を出し、将来に向けてキャリアプランを描いてみてください。
いってらっしゃい