「コミュニケーション力が低い」と感じる人は少なくない。

しかし、コミュニケーション力は生まれた後に身に付けた能力。

基本的なコミュニケーションスキルはそれほど難しくないのかも知れない。

 

コミュニケーションに必要な能力とは?

・観察力 ・信頼関係構築 ・傾聴力 ・質問力・共感力 ・リード力 ・伝達力などなど・・。

 

コミュニケーション上手になるためには?

「〇〇さんといい関係を作りたいな」 「そのためにはどうすればいいのだろう?

「そうか、こうすればいいのだな(やり方)」とそのための「方法(あり方)」

が合わさったときに、はじめて相手といい関係が作れる。

 

また、コミュニケーションというと、一般的には「対人関係」をイメージする。

しかし、自分とのコミュニケーションも大切ですよ。

「自分の気持ちを押し殺して・・・・」では、あまりいい関係は築けない。

「自分は今、何を思い、何を考え、何を感じているのか?」

「本当はどうしたいのか?」「行動を止めているものは何か?」

このようにコミュニケーションは「自分との対話」も含まれる。

 

よりよいコミュニケーションができれば、まわりとの人間関係が良くなり、

日常生活が楽しくなります。

コミュニケーションとは、毎日をよりよく過ごす上で「もっとも基本となるもの」です。

 

では、具体的にどうするか?

①「観察力」を鍛えよう

「周りの人をよく見る・聞く・感じることを身に付ける」

・顔の表情 ・視線 ・声のトーン ・姿勢 ・体の動き

・呼吸 ・相手がよく使う言葉の言い回し

相手の状況だけでなく

「自分の感じていること」も貴重な情報。

観察力は、

コミュニケーションの基本。観察力を鍛えれば、相手が言葉に発していないさまざま

情報が得られることに繋がる。「話す」ことが苦手な方にもおすすめです。

 

②「信頼関係構築」

コミュニケーションでもっとも大切なことの一つに信頼関係がある。

信頼関係を築くための条件(とてもシンプル)。

相手に「合わせる」

・言葉使い(言葉を合わせると親近感を持たれる)

・感情(相手が使う感情言語に合わせて言葉を選ぶと共感性が生まれる)

・価値観(相手の話す内容に合わせていくと、価値観を合わせていくことになる)

 

相手に「合わせる」ことを意識していれば

初めて会った人とでも、心と心が通い合った関係を作ることができます。

ちょっとしたことから実践してみてください。

 

③「傾聴」

傾聴とは、相手に意識100%向けて理解しょうとすること。

なんのために傾聴するのか?

一般的

人の話を聞く際、「その通りだ」と同意したり、それが違う」と批判したり

「それより、こっちの方がいい」と評価する。意識は自分に向いているわけです。

相手の声は本当の意味で届いていない。

それをさけるだめに、相手に100%意識傾け話をきく必要がある。

 

「相手を尊重し、相手のために聴く」という姿勢が大切。

自分本位の姿勢で、聴き方だけ実践しても相手が心を開くとは限りません。

・相手の話を聴く → 自分は受け入れられている

・話を肯定的な態度で受け止める(否定しない)

 無条件に受け止める姿勢「そうなんだ」などの形で表現する

・話を聴いてますよと、相手の話を伝え返すことが大事

 

なぜ、傾聴が大切なのか?

傾聴を使うことでしか、得ることのできない「相手の反応や効果」がある。

仕事、家族、友人なのコミュニケーションにとても役に立つ。

 

コミュニケーション上手は聞き上手。

聞き上手ほど傾聴を自然と使っているんですね。

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