この仕事をするようになって、初めて自分の予約枠の中にカタカナの長い氏名があり、
「価値観など細かいニュアンスが上手く共有できるだろうか?」などと、
事前に不安要素をいくつか頭に浮かべていました。
ところが、そんな不安は当日アッサリと払拭されることに
目の前に現れた方は、高学歴なだけではなく、日本独特のニュアンスや言葉などが理解できないときには、スマホの翻訳アプリを利用して「OKわかった」と効率よく自己解決されるのです。
真面目で明るく仕事熱心な印象の方でしたが、コンサルティングの中で「これまで嫌だと思う仕事内容がありましたか」と尋ねると「トイレ掃除」という答えが返ってきました。
高学歴の研究者に就業前のトイレ掃除か…と浮かびつつ もう少し聞いてみると、
母国ではトイレは大変不浄な場所とされているそうで、トイレ掃除は入浴前にしかしないそうです
それなのに、日本で朝からトイレ掃除をさせられた挙句に、体を清めて着替えもできずに一日過ごす事が大変な苦痛だったとお話されました
大企業希望 と記載されていたのには上記の事情があったと知り、価値観の多様性に気付かされた一件でした