キャリア・コンサルタントの山崎です。 ジョブカード様式1-1の記載事項の中で、「自分の強み」つまり、自分の長所を記載していただく欄がある 皆さんは自分の性格的な部分での長所を記載することが多い。 そこで、皆さんに考えてほしいのですが、皆さんは就職(再就職)する時、これまで職業訓練を受講し、訓練で学んだスキルや知識を活かすため、自分の希望する仕事に挑戦される方がほとんどだと存じます。これは自分を中心としての求職活動になりますが、それでは逆に企業からの立場としてどのような人材を採用したいのか?ということを皆さんお考えになったことはありますでしょうか? 誰もが考えられることは「即戦力になる人」と答えるでしょう。 しかし実際にはそれだけでしょうか?勿論、企業により採用基準は異なります。 自己PRの材料はできるだけ多い方が良いことは言うまでもありません。企業が求める人材は下記の能力があるかどうかで判断されます。
1.職務遂行能力 2.問題解決能力 3.コミュニケーション能力 4.協調性 5.積極性
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皆さんは、この5つのポイントの内いくつ自分に当てはまるか考えてみて下さい。
若年者であれば、特に積極性、意欲が求められます。失敗を恐れずに挑戦する。早めの行動に心掛ける。率先して行動するなどです。
問題解決能力は、困難に直面した時に冷静な分析ができる。難しい課題に対して手順を追って取り組むことができるなどです。これは経験が必要と言えます。
皆さんは、ジョブカードを通じて、将来のビジョンを記載され、目標を設定し、今後の自分の希望の仕事でのチャレンジをしていくことになりますが、その希望の仕事にチャレンジする意味で、自分がどの程度、企業から求められる人材になり得ているか?の確認をしてみることも、必要なのではないかと思いますが、自己PRの観点より皆さんも一度、自己点検してみては如何でしょうか?