近江上布
を訪ねて
PART1





滋賀県は琵琶湖を臨む湖東
近江上布伝統産業会館へ




近江上布の手績み手織りを
体験させていただきました。
左は苧麻、右は大麻(おおあさ)です。
今回は苧麻を手績みし地機で製織を 
体験させてもらいます。苧麻の採集は 
今期が最後であり体験最終日でした。




会館で栽培された苧麻を苧引きします。




葉は指で割くと不思議ときれいに取れていきます。




苧麻を割く?しゃぐ?難しいです。
不要な靭皮(じんぴ)を削り取ります
先生のお手本を動画で見てください

【動画①】苧麻を割く


独自の二枚合わせの作業板をしならせ
ながら麻糸を更に細く扱いてゆきます。




【動画②】板で苧麻を扱く

苧麻糸が出来上がりました。



苧麻糸を績(う)みます。
絹紬糸を撚り合わせ繋ぐことを「紡(つむ)ぐ」
麻糸を撚り合わせ繋ぐことを「績(う)む」
と言います。「紡績」の語源だと思います。




苧麻糸を糸車に掛けます。
杼からよこ糸を出してゆく「へそ巻き」を
巻いてゆく道具です。糸が左右に振れて
絡まず巻かれる精巧な動きに驚きました




へそ巻きが出来ました。これを杼に入れて
織っていきます。僕が巻いたなんとも粗がま
しい糸なのでかなり恥ずかしいです (๑////๑)




近江上布
を訪ねて
PART2
へと続きます