何事にも「絶妙の塩梅」という
ほどの良さがあります…

 竺仙謹製 限定柄 麻小紋『 花の丸 』


竺仙謹製 細かい糸遣いの小千谷縮 儚はかな
な浅葱色に白抜きの「花の丸」を染めました


江戸期の茶屋辻の着物は帷子(かたびら)つまり
麻の生地にうっすらと藍を染めて涼感を醸し
出しました この麻小紋にはちょっとそんな
いにしえの染織布テイストが漂っています



織の凹凸地が白抜き糊置きにかすれた雅味を
もたらし 麻ゆえに儚げでいて艶やかな発色
が幸運にも実現したのだと僕は思います…

発色 地風 柄の配置 全体から
発する えもいわれぬ雰囲気
「絶妙の塩梅」で成立する
綺物は確かに存在します…