この辺は県境沿いでしてまた、群馬県です

『群馬県指定史跡塚廻り古墳群第4号古墳

 群馬県教育委員会 太田市教育委員会』

4号墳ではなくて4号古墳という所に力が入っています

 

田んぼのど真ん中みたいな所に古墳です

隣に人家もなければ藪もない

まして、塚と言える程の高まりもない

よくぞ、発掘保存されました

 

塚廻り古墳群第四号古墳

土地改良事業の際水田のしたから発見された7基の古墳

帆立貝式古墳

全長 22.5m 円丘部 直径17.7m 

造り出し部 幅8.7m 長さ4.8m

周溝 幅4.5m

主体部は、円丘部中央と北側裾部の2ヶ所

北側部は埴輪列を壊して造られる

出土品 円筒、朝顔形円筒、家形、器材、人物、馬の   計304点の埴輪が出土

優れた造形と埴輪祭式の様子をリアルに再現することが可能

で国の重要文化財

築造6世紀前半

 

国指定重要文化財

「上野塚廻り古墳群出土埴輪」(模造)

埴輪類を忠実に復元製作し、出土状態からその配置を復元したもの

墳丘部には、円筒埴輪、盾形埴輪、家形埴輪、大刀など配置

造り出し部円筒埴輪の他、人物埴輪や馬形埴輪が配置

西域4体の女子像が配置され、その東部には椅子に座った男子、跪く男子など7体の男子像

椅子を座った男子を中心人物として、首長権が継承される儀式を再現したのか

 

国指定重要文化財の埴輪列、

埴輪祭式ですね

 

座っている人達がいなければこちらに向かってくる、迫る感じがしますね

 

こちらは大刀と盾でしょうか

奥に見えるのは筑波山ですね

 

大刀と円筒埴輪(3段突帯)

いつも見ている古墳とは様相が違います

 

引いてみると綺麗な帆立です

墳丘ないと環状列石にも見えてきます

 

奥に赤城山ですね

この角度から見ることないから新鮮です

埴輪列は西に進んでいる様に見えてしまいます

西に沈まる感じでしょうか

 

浅間山や榛名山が見えていたのかなと思いましたがこの時は望めませんでした

当時は噴煙とか上がっていたのでしょから山の神に対して鎮護的な意味とか感じます

 

よく、本に出てくる塚廻り古墳にこれてよかったです