西側でヤーヌスの埴輪が見つかったのですね

『大日山35号墳の西造出』

前方部と後円部の間に造られた台状の施設

上面は円筒埴輪に囲まれた平坦地で朝顔形埴輪と蓋形埴輪が規則的に配置されていた

平坦地北側には須恵器の大甕と壺が据えられていた

南側に武人や巫女、馬の埴輪や日本で初めて確認された両面人物埴輪や胡籙(ころく)形埴輪も出土した

 

そして何?むっむっ?位置的に石室?

 

『大日山35号墳 石室』

後円部の横穴式石室の入り口

羨道を進むと玄室がある

薄い板状の石(結晶片岩)を積み上げた

石棚、石梁がある

玄室の中には大日如来が祀られた時期あって、当時の棺などの状況はよくわからない

 

『石室略図と玄室奥壁、天井石、前壁の写真』

 

残念な入り口部分

鉄の扉で閉ざされています

その周りのブロックが残念です

大日如来像も拝みたかったな

ちゃんとお祀りしましょうよ

 

細い藪の小道おっかなびっくり下山してきました

『花木園地区の古墳』

直径約12〜17mの4基の円墳

墳丘中央の岩橋型横穴式石室と隣接して造られた竪穴式石室よりなる

前山B220号墳は2基の横穴式石室が並行して築かれた

前山B101号墳の竪穴式石室から壮年男子の人骨が出土

各石室から、須恵器や土師器、鉄製品、玉類や耳環などの装身具が出土し6世紀後半の古墳と推定

奥から前山B101号墳前山B220号墳前山B102号墳前山B100号墳

 

これらしいです

草が生い茂ってます

 

近づいても良くわかりませんね

古いタイプの解説板も発見

力が入っていたようですが

今となっては墳丘が良くわからない

保存と称する埋め戻しの方法しかないのでしょうか

 

同じような解説板ですがここは東部地区らしい

『花木園東部地区の古墳』

直径約8〜9mの4基の円墳

溝や石室の一部が残存

前山B 225号墳の横穴式石室は玄室と羨道の一部を確認

出土した須恵器から7世紀前半と推定

前山B223号墳の石室でも玄室の一部確認、耳環が出土

埋め戻し生垣を配置

手前より前山B221号墳、B223号墳、B224号墳、B225号墳

 

紫陽花越しの墳丘と思われる盛り上がりと生垣

 

万葉植物園もありますね

有間皇子は和歌山が最期の地だったのですね

歴史深い和歌山です

 

バスに乗って現世に戻ってきました

和歌山駅には大阪から来る時に乗った阪和線、紀勢本線、和歌山線、和歌山電鉄貴志川線が乗り入れていますね

紀勢本線で和歌山市駅に向かうことにしました

 

和歌山市駅はこんな感じの所もあります

ここも4路線乗り入れています

紀勢本線、南海和歌山港線、南海加太線、南海線

 

これは南海加太線のその名も『めでたいでんしゃ』

さち号でしょうか

すこい得した気分です

 

そして南海線で大阪へ帰ります

普通電車です

戻ります時間旅行はのんびりと

 

夜は道頓堀に足を伸ばしました

昼と夜とギャップありすぎ

 

本日は串カツで一杯です

 

そして食い倒れの街

宿泊施設の近くで行列を作っていた団子屋で買ったみたらし団子がお夜食です

明日は最終日どうしましょ