蒸し暑い日が多くなってきましたね!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
蒸し暑いとはいえ、
太陽の光に当たると気持ちがいいですね。
日光を浴びると、1日のリズムも整いやすく、
夜も眠りにつきやすいというのは、
耳にしたことがあると思います。
がいじつ
概日リズム (英語でサーカディアン・リズム)とは、
約24時間周期で変動する生理現象で、
一般的に体内時計とも呼ばれます。
人の体には、
日中は活動しやすいように、
夜間は休息するように、
約 24 時間で刻まれる体内時計が備わっています。
▪️睡眠
▪️血圧
▪️血糖
▪️ホルモン分泌
▪️免疫機能
などを調整、制御しています。
これは 時計遺伝子 と呼ばれる一連の遺伝子群によって
調整されていることが見出されました。
【体内時計の乱れ】
この概日リズム・体内時計は、
●加齢
●不規則な生活
●ストレス
●運動不足
などにより乱れることが知られています。
●睡眠障害
●肥満
●糖尿病
●高血圧
●発癌
●うつ症状
●認知症
などの発症とも関連しています。
概日リズム・体内時計を調節する物質は、
色々な疾患の予防や改善につながる可能性があり、
多くの研究が行われています。
○うつ病
うつ病症状の日内変動があります。
朝方気分が塞いで出社できない状態であったが、
タ方には少し気分が晴れて、
これだったら明日出社できそうな気がする。
このような気分の日内変動が、うつ病にみられます。
○アレルギー
花粉症は、
朝起きると鼻が詰まったりくしゃみが激しく出たり、
目の痒みが強く感じたりするが、
この疾患には症状に日内変動があります。
これは、花粉の量が朝に多いためではなく、
私たちのアレルゲンに対する感受性が日内変動を示し、
夜間に感受性が高いため、
時計遺伝子によって制御を受け夜はおさまりやすいのです。
最近、花粉症の症状の日内変動に関しての研究が行われ、
肥満細胞にある受容体は、
時計遺伝子によって発現制御を受けていて、
その発現にリズムがあり、
夜間にこの受容体の発現が高まることから、
花粉に対する感受性も高まるということが明らかになりました。
○生活習慣病
ランダムな勤務時間で仕事をするシフトワーカー群は、
通常の日勤帯に仕事をする群と比べ、
BMI が高いという報告や、
冠動脈疾患で死亡する割合が高いとする報告があり、
概日リズムの不全が
生活習慣病を引き起こす可能性が指摘されています。
心筋梗塞が朝方に発症しやすい要因としては、
午前中に交感神経の活動性が上がり、
心拍数や血圧が増加し、
更に血液凝固能が午前中に亢進することも
要因の一つと考えらます。
○癌
シフトワーカーには、
前立腺癌や乳癌の発症リスクが高いという
疫学調査があります。
抗癌剤に対する癌細胞や骨髄などの正常細胞の感受性や、
吸収・代謝・排泄スピードなどには日内変動があります。
薬効が高く、
副作用の少ない時間帯を選んで
薬物を投与できる時間治療によって、
副作用の軽減による QOL の向上や
用いる薬量の低減による経済的負担の軽減などが
図れる可能性があります。
※日内変動とは
体温や血圧、病気の症状が、
1日の中で時間とともに変化することを指します。
●ストレスからくる心身の不調
●入眠障害や中途覚醒といった睡眠障害
これらの改善には、概日リズムを調節する必要があります。
救心感應丸氣の概日リズムをに対する作用を、
その本体である時計遺伝子の変動を指標に検討し、
興味深い結果が見出されました。
【概日リズムと疾患の関連】
例えば、
老化による生理的機能低下やうつ病等の精神疾患、
高齢者に多い睡眠相前進症候群(体内時計の進みが早く、夕方に寝てしまい、夜中や早朝に目覚めてしまう)などの症状は、概日リズムの乱れが考えられます。
救心感應丸氣は概日リズムに作用することにより、
これらの疾患の改善につながる可能性が考えられます。
【救心感應丸氣】
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