こんばんは。
英語コーチの福田えいこです。
今日は
長文の速読力をあげる方法
についてお話したいと思います。
私は留学先の学校で
マーケティングを専攻していました。
学校の宿題や課題が鬼の様で
日本での大学受験時代を含めても
人生であれほど勉強したことは無い!
という程勉強しました。
毎日教科書100ページ読んで
レポートを書いたり
3日に1回はグループワークで
ディスカッションをしたり
1週間に1度はプレゼンがあり
その準備をしたり・・
大量の英文を速攻で読み
アウトプットをひたすらする。
毎日3時間睡眠でひたすら課題をこなす
という状況だったので
小説を読む様に1文1文
英文を楽しんで読む余裕は皆無でした。
でもそのおかげで
速読力が相当身につきました。
TOEICなどの資格試験でも
速読力があるとスコアアップに直結します。
英文を効率的に読む力をつけるには
スキミングとスキャニングの能力を
伸ばすことが大切です。
混同されることが多いのですが
この2つは目的が違います。
スキミングは
文章の大意や要点を読み取るため
スキャニングは
必要な情報を探すため
まずスキミングの方法をお伝えします。
スキミングは、文章全体を素早く読み
要点を読み取り大意を理解するための方法です。
要点を読み取るにはどうしたら良いのか?
英文は基本的に
主張→根拠→結論の流れなので
各段落の一文目は
その段落の要点である可能性が高いです。
私は一晩で数百ページの教科書を
読まなくてはならなかった時
各段落の1行目と
(よく意味がわからなければ2行目まで)
段落の最終行だけ読んで
他はバッサリすっ飛ばしていました。
もちろん
細かい部分や理解度は下がりますが、
丁寧に数行読んで時間切れになるより、
よほど全体の理解はすすみます。
TOEIC のリーディングは
細かい部分の設問が多いのですが
スキミングで答えられる設問もあります。
まず見出しや各段落の一文目を読み
その要点を理解した上で
取り組む方が効率的です。
-福田えいこ