石造を求めて№40

 垣花樋川 (ワナガー) 沖縄県南城市垣花(旧玉城村垣花)
 ・垣花樋川は集落南側の丘陵地の中腹にある。

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垣花集落から緑陰の長い石畳の坂を下っていく(写真は見上げ)。石畳上に見えるのは簡易水道のパイプ。   
 石畳の途中にはナカユクイ(ひと休み)という平たい石がある。(1985年2月撮影)

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 奥に見える小屋は港川石(粟石)造りのポンプ小屋。樋川も港川石を使用している。
 手前がイナグカー(女の川)、周辺より一段高く見えないように考慮されている。(1985年2月撮影)

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 イキガガー(男の川)、右手上に見えるのは祠で水の神様を祀る拝所。
 かつはパイプの樋が2か所あった。(1985年2月撮影)

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イキガガー、2か所あった樋はひとつになっている。平成2年6月に補修工事が行われている。 2017年撮影

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イキガガーの上部よりの眺め(石の樋から石槽に落とす仕組み) 2017年撮影

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イナグカー 吐水口は龍樋になっている。 2017年撮影

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全景、中央上に見えるのがイキガガー。下側は樋川から流れた水のため池、ンマアミシガー(馬の水浴)となっている。

・垣花樋川(カキノハナ ヒージャー)は昭和60年(1985年)環境庁(現環境省)が名水百選に選定している。
・水量が豊富で一日800トンあまりの湧水は簡易水道水源となっている。
・垣花樋川は地元ではワナガー(シチャンカー)と呼んでいる。