今から45年前(沖縄が日本復帰する2年前)現在のFM沖縄の前身である極東放送がAM放送局時代のことである。夕方の6時15分になると、お馬の足音よろしく♪ポ、ポ、ポ、ポ~とミュージックポストのテーマ曲「さらば草原よ(アルフレッド・ハウゼ)」が流れてきて番組は始まる。
パーソナリティーは1970年前後は高嶺初子さんと、もうひとりの女性の方と、二人の担当であったと記憶しているが曖昧である。そして1972年から1973年頃は曜日ごとパーソナリティーが変わり「森沢信夫、山口真理子、玉城米子、山田五十鈴、島袋幸子、岸本邦彦、山本勇、チャコ?、大城?」さんらが担当し、いろんなコーナーがあった。時間は6時15分から7時45分まで、月曜日から日曜日まで毎日放送されていました。
中学3年から高校時代のことで、私はその頃が一番ラジオを聴いていましたし、洋楽やフォークソングを聴く唯一の情報源でもありました。ちょうどその頃、洋楽に目覚め特にサイモン&ガーファンクルの知的ある詞、メロディーの美しさと絶妙なハーモニーは当時の私を虜にした。
1970年代初頭は洋楽が元気で素晴らしい曲が沢山ありました。ちなみに思いつくまま記してみると「悲しき天使(メリー・ホプキンス)」「雨(ジリオラ・チンクェッティ)」「天使の落書き(ダニエル・ビダル)」「誓いのフーガ(フェァリ・ダスト)」「悲しみの兵士(シルビィー・バルタン)」「朝日のあたる家(アニマルズ)」「至上の愛(ジュデイ・コリンズ)」「霧の中の二人(マシュマカーン)」「若葉のころ(ビジーズ)」「悲しき鉄道員(ショキング・ブルー)」「恋の炎(エジソン・ライトフット)」「悲しき初恋(パートリッジ・ファミリー)」「ヒア・カムズ・ザ・サン(ジョージ・ハリスン)」「ナオミの夢(ヘドバ&ダビレ)」「ラヴ(レターメン)」「イマジン(ジョン・レノン)」「雨を見たかい(CCR)」「オールド・ファッションド・ラブソング(スリー・ドッグ・ナイト)」「ウィズ・アウト・ユー(ニルソン)」「木枯らしの少女(ビョルン&ベニー)」「秋は一人ぼっち(ビグラス&オズボーン)」「ディ・アフター・デイー(バットフィンガー)」「ママに捧げる歌(ニール・リード)」「ベンのテーマ(マイケル・ジャクソン)」「落ち葉のコンチェルト(アルバート・ハモンド)」など数え上げたらきりがない。ポップス音楽の全盛期だった。
邦楽もので記憶に残っている曲は「鳥になった少年(田中のりこ)」「チューリップのアップリケ(岡林信康)」「丘の上の白い校舎(真木不二夫&南田洋子)」「2月12日の手紙ひとり(兼田みえ子)」「イムジン河(ザ・フォーク・クルセーダーズ)」などである。
当時の私は特に「森沢、玉城、山田、島袋」さんによくリクエストハガキを出していました。ポップスのリクエスト時は「S&G君」フォークのリクエスト時は「谷村しんじ」としてペンネームを使い分けしていました。今考えるともう少しましなペンネームはなかったのかなと恥ずかしい思いがする。私は高校卒業と同時にミュージックポスト聴くのも卒業した。沢山の音楽と出逢え、音楽の心も開いてくれた。ミュージックポストは多感な青春時代の糧とも言える番組だった。
今夜の名曲
①天使の落書き(ダニエル・ビダル) ②木枯らしの少女(ビヨルン&ベニー)
③至上の愛(ジュデイー・コリンズ)
わが青春のエバーグリーンは私の心を癒す