皆さんこんにちは、福々めだかです
ダルマメダカはとってもかわいいですよね
今日はダルマメダカをたくさん増やしたい方向けのお話をします
ダルマ体型のメダカは、奇形というわけではなく、背骨の一部分が癒着して胴体が短くなった個体たちのことなのです
水温が高いと背骨が癒着しやすいため、水温を高くしているとダルマ体型のメダカが自然発生したりします
そこで、水温を高く保ってダルマメダカを増やすというのが主流な方法でした
しかし、近年は遺伝による要因も十分に高いということが分かり、ダルマメダカ同士のかけ合わせにより、よりダルマメダカが発生しやすくするという方法も主流になってきました
つまり、ダルマ体型同士を掛け合わせることで次の代からもたくさんダルマ体型が生まれる可能性が高いということです
しかし、ダルマ体型同士だと、交尾がしづらいようで無精卵が多くなり、そもそもメダカが増えないというデメリットもあります
そのため、ダルマ体型を確実に増やしたければ、半ダルマ体型とダルマ体型を掛け合わせるという方法が安全でよく取られる方法のようです
簡単に言うと、
ダルマ×ダルマ⇒ダルマが生まれやすいが、そもそも無精卵が多く増えにくい
半ダルマ×ダルマ⇒ダルマの量も減るが、有精卵が多く安定する
という感じです
私はどうしているかというと、昨年は意地でもダルマ×ダルマで累代を進めました
そのおかげで、ダルマ体型がとてもたくさん増えました
個人的なコツみたいなものも見つけたので、参考程度に読んでみてください
1、オスのダルマを多めに入れてペアリングする(例:オスダルマ6+メスダルマ3 など)
2、オスのダルマはメスより少し大きいサイズのメダカにする
3、産卵床は浮くタイプと沈むタイプ2つ用意する、もしくは直接メダカから採卵する
これらを意識するとかなり有精卵も多くなったイメージです
理由の考察をしました。1・2の方法は、メダカの交尾の際に、オスメダカがメスメダカを抱えるのが上手になればよいので、つまりオスの体型を大きくし抱えやすくすること、そして量を増やし可能性を上げるということがよかったのかもしれません
3の方法の理由は、有精卵が増えると言ってもやはり無精卵も多少混じることが多いためです。せっかくの有精卵も、産卵床につけること自体が下手なので、付けられる可能性を上げること、そしてできるだけ無精卵と有精卵をばらけさせ、水カビなどが生えないようにすることを意識しました。直接採卵が一番確実です
データを取るために実験してみたのですが、ダルマ10匹(オス6メス4)からのスタートで、だいたい1カ月で200匹ほどくらいはダルマが生まれました(落ちる個体もいましたが)
もちろん、水温を高めるなどの方法も有効ですが、一番大切なのは勇気を持ってダルマ同士で飼育していくことなのかもしれません
ダルマメダカは少しケア等が必要になることもありますが、増えてくれば高確率で累代できる可能性も増えますから、たくさん増やしてみたいという方はダルマ同士でチャレンジしてみることをお勧めします
無作為にすくったメダカたちです
2世代いますが、2世代目のおチビちゃん達の方がダルマ率高いです
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