福々めだかブログ

福々めだかブログ

福井の地で、美しいメダカを育てるために日々勉強中。
ブログ等を通して、全国のメダカ好きさんと仲良くなりたいです。
ネットショップ、始めました。
https://fukufukumeda.thebase.in

Amebaでブログを始めよう!

こんばんは、福々めだかですニコニコ

暑いですね晴れアセアセ 皆様ご無沙汰しております金魚

 

今日はイベントの告知ですキラキラ金魚

 

 

 

水の駅 メダカ祭 

日時🕙8月21日(日)10:00〜15:00
(14:00〜 じゃんけん大会✊✌✋ 参加費無料)


開催地🏖一乗谷あさくら水の駅
福井県福井市安波賀中島町1-1-1


越前めだかさん 
犬鷲めだかさん 
めだか屋 湖天さん
福丸めだかさん 

とご一緒に出店させていただけることになりました🐠✨
皆様に綺麗なメダカをお渡しできるよう頑張ります🐠🐟✨

ご都合がよろしければ、お越しいただけると嬉しいです🥰
皆様とお会い出来ることを楽しみにしております🎶
 

皆さんこんにちは、福々めだかですニコニコ

ちょっと更新が空いてしまいました、申し訳ございませんアセアセ

 

前回のあらすじ

その1 作りたい(欲しい)メダカの姿をまずイメージ

その2 イメージしたメダカの材料になりうるパーツをもつメダカを2種類用意する(1種はラメ、1種はヒレ長など)

その3 かけ合わせて子供(F1)をとる ←ここで前回が終了

その4 子供(F1)の中で、できるだけイメージに近しい個体同士をかけ合わせ孫(F2)をとる

その5 F2同士でかけ合わせたり、かけ戻しなどを行い、調整する

 

  

これとこれをかけ合わせたら・・・

 

こうなった(笑)ガーン 

で前回が終わりましたニコニコ


さて、F1のメダカたちで、茶色な雑種のようなメダカが出来上がってしまったわけですが、これでよいのですニコニコ

このF1という子供のメダカたちには、ヒカリ体型の遺伝子やヒレ長の遺伝子、また黄色や白色になる体色の遺伝子が入っていることになりますニコニコ

では、なぜ茶色なのか?
それは、簡単に言うと、欲しい遺伝子が隠れちゃっているから、ということになりますアセアセ
例えば、体の色が黄色になる遺伝子を持っていても、それ以外の色の、例えば茶色だったり黒だったり、白色の遺伝子も当然持っていることになります。
この遺伝子たちにも優先順位というのがあるんですよねびっくり 表面化する、つまり優勢なものがあるということですニコニコ
この優先順位的なものが、メンデルの法則の優性の法則というのものですニコニコ 聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。


今回はできるだけ難しい用語や内容は省きますが、詳しく知りたい方はFUJIYAMAめだかさんのブログ

 

 

に詳しく書いてありますので、ぜひお読みください照れ

さて、これにより現れてほしい遺伝子、つまりヒカリ体型やヒレ長、黄色の遺伝子は裏に隠れちゃっているわけですびっくり
なのですが、これも不思議なことに、たまにですが、ちゃんと表に現れてくる場合がありますニコニコ
それを狙うのが、ポイントその4の、F1同士の交配ですウインク
F1同士で交配すると、確率は少ないのですが、裏に隠れていた遺伝子同士が全面に現れてくることがありますキラキラ金魚
これも突然変異の類なのですが、たまにアルビノの動物とかも普通の色の動物から生まれますよね。あれと似ていますウインク

また、茶色のメダカの中にも、ほんの少しだけ黄色っぽいメダカや、白っぽいメダカがでることがありますニコニコ
なので、私はF1の黄色っぽさがある茶色の個体同士でかけ合わせを行い、子供を500匹ほどとりましたうお座うお座うお座

それが、その4 子供(F1)の中で、できるだけイメージに近しい個体同士をかけ合わせ孫(F2)をとる

になりますニコニコ

すると、茶色の個体、黄色の個体、白色の個体が出てきました。ほとんどが茶色で、たまに黄色とほんの少しだけ白色でしたニコニコ
この黄色のメダカから、ヒカリ体型でかつヒレ長になった個体だけを選りすぐりました。これがF2ということになりますニコニコ

理論的には、この劣性遺伝子が表に現れたF2同士をかけ合わせればぼぼ、黄色でヒカリ体型、ヒレ長というメダカが生まれることになります
またこのF2たちの子供、F3は確かにほとんどがちゃんと黄色ヒカリ体型ヒレ長になりましたキラキラおねがい

しかし、たまにですが茶色だったり白色だったり、ぶちが入っているメダカが出てきますアセアセ

そのため、もっと固定率を上げるために、F3を掛け合わせながら、さらに同じような表現が多く出ることを目指していくことが必要となりますキラキラ金魚

それが、その5 F2同士でかけ合わせたり、かけ戻しなどを行い、調整する

 

になりますニコニコ

この調子でかけ合わせていけば、固定率も上がり、無事に欲しかった表現のメダカができあがるということになります金魚キラキラ

 

そしてかけ戻しも行って、子供を取って出来上がった個体が、

image

この明星ヒレ長です金魚キラキラ

 

ところで、かけ戻しって何?ということについては、次回でお話できたらと思いますニコニコ

 

 

皆様の応援が励みになります。

今日も応援の1ポチ、ぜひよろしくお願いします!

 

にほんブログ村 観賞魚ブログ メダカへ
にほんブログ村

皆さんこんにちは、福々めだかですニコニコ

 

今回は、品種改良をしてみようという内容で書いていきますニコニコ

みなさんも、ご自身で「こんなメダカがいたらいいな」と思うことはあると思います照れ

例えば、ラメが乗っているきれいなメダカを飼っていて、それがヒレ長だったらいいなぁ・・・などですニコニコ

 

こういう場合、品種改良、つまり交配累代を重ねていくことでその思いを実現させていくことが必要になります照れ

今日は、初心者の方でもできるだけ分かりやすいように、難しい内容をできるだけ嚙み砕いて説明できたらと思いますので、よろしくお願いいたしますキラキラ

 

さて、早速本題照れ

 

品種改良の手順をざっくり説明しますウインク

その1 作りたい(欲しい)メダカの姿をまずイメージ

その2 イメージしたメダカの材料になりうるパーツをもつメダカを2種類用意する(1種はラメ、1種はヒレ長など)

その3 かけ合わせて子供(F1)をとる

その4 子供(F1)の中で、できるだけイメージに近しい個体同士をかけ合わせ孫(F2)をとる

その5 F2同士でかけ合わせたり、かけ戻しなどを行い、調整する

 

今日は1~3の手順について紹介しますウインク

つい最近作った明星ヒレ長(黄金ヒカリヒレ長メダカ)の作出を例として説明しますキラキラ金魚

 

まず、明星というメダカが我が家にいました金魚

 

こんな感じの、黄金色のかわいいメダカで、ヒカリ体型のメダカです金魚キラキラ

 

これを、ヒレ長にして欲しいという、お客様からのご要望がありましたので、この明星をヒレ長にしようと思いましたウインク

つまり、これがその1の、欲しいメダカをイメージするということになりますニコニコ

 

 

次に、ヒレを長くするための遺伝子、ヒレ長遺伝子をもつメダカを用意することにしましたうお座

ヒレの長いメダカとして選んだのが、ホワイトパールヒレ長という、我が家の青白いヒレ長メダカですうお座キラキラ

 





このように、白い体でヒレが青く光り、普通体型ヒレ長のきれいなメダカですキラキラうお座

なぜ、数いるヒレ長の中でもこのメダカを選んだかというと、

◎ラメタイプでなく、明星と同じ体外光タイプであること

◎体色が黄色に近い白色であること

が大きな理由です。サタンなどの黒色のヒレ長メダカを使用してもよかったのですが、色味が明星と離れてしまったり、全く別のメダカができ上がりそうだったので、できるだけ明星の原型をとどめるために近しい色のホワイトパール鰭長を選びましたうお座金魚キラキラ

 

 

さて、次に手順3です

オスに明星、メスにホワイトパール鰭長を使用してペアリングを行い、卵を取りました

オスメスどちらに、どのメダカを使ってもいいですが、ヒレ長のメダカがオスの場合、交尾が下手で無精卵が増える可能性もあるので、今回はヒレ長のメダカをメスにして使用しました金魚うお座

 

 

これにより取れた子供たちを、F1(1世代目)といいますニコニコ

この子たちがどのような見た目だったかというと………

 

茶色でヒレも長くない、光ってもないどう見ても雑種のメダカアセアセ

こんなメダカですガーン 

 

でも、これでいいんです!

F1では、こうなることがよくありますニコニコ

 

この後どうしていけばいいかはまた次の記事でウインク

 

 

 

皆様の応援が励みになります。

今日も応援の1ポチ、ぜひよろしくお願いします!

 

にほんブログ村 観賞魚ブログ メダカへ
にほんブログ村