興奮したのか、どうしたのか
普段ならぐーすか寝ているこうちゃんが、
寝られなかったと朝も早くから起き出して
善光寺にもう一度行こうと言う。

寝る前に、御開帳の期間は朝のお朝事に前立本尊の厨子の扉が開かれるとかなさんに借りた本で見ていたので、これに行こうと言うのです。

こんな事は珍しい。
昨日の感動が忘れられないのは私も同じ。
慌てて着替えて冷たい雨が降る中、善光寺目指して早歩き。


えっ?4月なのに雪???


雨に混じって白い物がちらほらと…


御開帳期間にもかかわらず、寒いからか
雨だからか、はたまた雪が降ってきたからか、
善光寺はまばらな人。

流石に朝は、団体さんも居たけれど、山門下で
お数珠を頂戴すると言うのが聞こえ、本堂には行かないらしい。
本堂では、並ぶ人の列はそんなに多くは無く
昨日の尼公上人様に会えるのかと心待ちに列の最後に並んでいると、この日のお勤めは大勧進貫主様。大きなお数珠で迫力の撫で撫で。


本堂に移動してお朝事を受けよう。
沢山の僧侶が夜とは違う、力強い雰囲気のお経を唱える中、大勧進貫主様が前立本尊の前に立ち
一層大きく唱えられるお経の中、厨子の扉が開かれる。
大きな大きな溜息の中、前立本尊御開帳。

何とも言えぬ再感動!
大勧進貫主様のお経の声はお腹に響く程の重低音。南無阿弥陀が本堂に響きわたり
心に深く染み入ります。
しっかりと耳に刻んで、諏訪に向って出発の為
終わりを待たずに失礼しました。
あー、残念…


荷物を取りに帰って、あたふたと出発!
が、しかし御参りの時には止んでいた雪混じりの雨も、しっかりとした雪に変わり、周りの景色が白一色へと塗り替えられていくのでした。

うそ~(・_・;
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しかも1度。
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約束の時間に間に合う様に出たはずが
通勤ラッシュと雪の為、歩みは遅く時間ばかりが過ぎて行き、胃はキリキリと痛みだす。

途中、路肩に降り積もる雪の多さに、ノーマルタイヤのこうちゃん号、帰りの心配をする程に。
いくつ目かのトンネルを抜け、松本に入った途端に雪など何も無く、ホッとホッと一安心。

安心したのも束の間、諏訪に近ずくにしたがって
白一色に逆戻り…あせる
トラックの後ろに付けば泥混じりの飛沫がフロントを覆い一瞬前が見えないショック!恐怖感。

何とかかんとか辿り着き、酒蔵見学と打合せ。
こちらの蔵へは、チーズの会をプロデュースしてくれている、チーズプロフェッショナルの大和田百合香さんのご紹介でお邪魔させていただきました。
蔵人さんとも話しをしたり、社長さんの話しを聞かせていただいたり、試飲させていただいたりと楽しい時間はあっと言う間。
もっと早く着けていれば…と後悔しながら
酒蔵さんを後にしました。
こちらの酒蔵さんは、チーズの会でご紹介しますので楽しみにしていてくださいね~。


時間は既にお昼になってしまったので、このままでは、お昼休みで申し訳無いので、高山製粉さん訪問の前に、こちらも行きたかった
諏訪大社 上社本宮へ
此方には、この地方の美味しい蕎麦の恵みを受けているお礼に。
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いつの間にやら雪も雨に変わり、積もった雪も溶けて無くなりホッ。
来年は、御柱祭との事で賑やかになるでしょうと宮司さん。是非観に来て下さいと言っていました
行けるかなぁ…。
どうかなぁ、と思いながら前回の御柱祭の柱に触れて諏訪大社を後にしました。


向った高山製粉さんでは、オープン前からずっとお世話になっている専務が、変わらぬ笑顔で対応してくださり、工場内の増えた設備と、開発中の商品をみせてくださったり、うちで使わせてもらっている粉は特別な挽き方をしてもらっているので、使っている臼を見せていただいたり。。

いつも気持ち良く対応してくださっている女性の方々にもご挨拶させていただき、発注した粉を受け取り専務がお見送りしてくださる中、高山製粉さんを後にしました。
写真が撮れなくて残念…


ホッとしたら、2時間しか寝ていなかったこうちゃんは、眠気に襲われたらしく
最初のインターで少し寝かせてね。と言い
イビキも高らかにお休みとなり、緩やかに辺りは暗くなっていきました(笑)


このお休み、感謝感謝の2日間。
偶然は、お導きであったと思える感動の出来事。
人との繋がりが結んでくれた沢山のご縁。
これを糧にまた頑張ります。

本当にありがとうございました。