2021年がスタートして、今年は横浜市にとって、横浜市長選挙、衆議院議員選挙という大切な選挙があることを改めて認識したのです。特に横浜市長選挙は、一市民としても、今後の横浜を大きく左右する選挙になるであろう、そして二人の娘の将来にも大きな影響があるであろう、無視できない選挙という思いを持つに至ったのです。横浜市の財源は、デジタル化の遅れは、脱炭素は、どうなるのか?子供たちがすくすく育ち、チャンス溢れる都市になるのだろうか?考える日々が続きました。

仲間に「市長選挙に出たいと思う」と相談し始めたのは、2月に入ったからです。「衆議院選挙でなく、こっちか?」、「何となく、そんな感じがした」、「気持ちはわかるけど難しいよ」、「らしいね!何が起こるかわかってやるんだよね」、反応は各種ありましたが、当選の可能性に言及する人はいませんでした。それだけ、巨大な選挙だからです。

当落の結果は、8月22日(日)20時に明確になり、23日(月)午前1時45分に得票数が確定しました。62455票この数字は、当選者の得票数506392の13%でしかないかもしれませんが、政党や団体の推薦も無く、仲間と共に作り上げた、そして政策を評価して投票してくれた有権者による「本物の市民選挙」によって得れた価値ある数字です。

選挙カーで街を駆け巡り、津々浦々にある掲示板4700か所のポスターを見るたびに、1枚1枚貼ってくれたボランティアの皆さんの姿を思い浮かべてきました。証紙が貼っている政策チラシを配る度に、肩が凝りながらも文句も言わずに貼ってくれた支援者の姿を、SNSで政策動画を配信する度に、編集に協力してくれた仲間の姿を思い浮かべました。それだけ多くの人が支えてくれた選挙でした。

30歳で横浜市会議員に立候補した時から長く支えてくれた支援者、今回の横浜市長プロジェクト参加してくれた仲間、政治家福田峰之を育ててくれた方、そして福田峰之に投票してくれた有権者、皆さんの気持ちに応えることが出来ずに申し訳ないと思っています。

大学時代、ゼミの参考文献として、ナポレオン・ヒルの「成功哲学」を読み、具体的な目標をつくり、常に時のイメージを描き続ける事が出来れば、成し遂げられると学びました。秘書から横浜市長までを描き、その実践を行ってきた政治家福田峰之の第一幕は終わりを告げようとしています。今日目覚めて、思ったこと、それは感謝です。それ以外は何も思い浮かびませんでした。

市長選挙に対する具体的な取り組み、その時々に考えた事、思ったことは、後日、ブログに連載したいと思います。