#横浜STARTUPは、使いやすい、質の高い市民サービスを提供するためにアジャイル手法で、システムをつくっていきます。

行政のシステムというと、完成したもの、出来上がったものを納入することが前提となっていて、途中で見直し、更にレベルアップするという考え方がありません。また、入札の仕組みも、基本的に出来上がったものにお金を支払う仕組みです。「直す」イコール「出来上がっていない中途半端なものを納入した」ということになってしまいます。また、人事評価も中途半端なものを納入させた、として担当者の評価が下がります。開発者やテストをした人の想像力に頼るより、実際に使った利用者の意見を組み込む方が、より高いレベルの仕上がりになるはずです。

時代の変化が早く、テクノロジーはものすごいスピードで進化します。これまでの制度や過去のシステムに縛られるのではなく、市民の利便性向上に焦点を当て、常に進化することに縛られるべきだと思います。

入札制度、職員の評制度を見直し、新たなチャレンジ、新たな仕組みを積極的に取り入れることを推奨したいと思います。役所は「役に立つ所」と書きます。目に見えない市役所職員のがんばりが、市民評価につながるようにしたいのです。市民に接する窓口評価の満足度以外にも、評価するポイントはあるはずです。