拝啓、日比雅和です
なんとか学部4年に上がることができ、研究室の担当の先生も決まり、先輩や仲間に囲まれながら日々をすごしています
先日、遠赤センターの研究室の勉強会がありました。
事前に問題用紙が配布され、担当が割り振られていて、今回は僕の担当の問題からはじまりました。
その問題は、ある方程式を説明するというものでした。
事前に問題を説明できるように本で調べたり仲間と相談したりして準備をして勉強会に臨みました。
しかし、準備していたとはいえ、質問されると答えられないことがたくさんありました。
物事の「本質」を理解するというのはその程度ではダメだということを思い知らされました。
それと同時に、大学に入ってからの3年間でいかに学習してこなかったか思い知らされました。
とまぁ研究室の話はこれくらいにして、書道部ではどうだったか・・・
本当に何もないところから、たった一人で書道の「作品」を1つっつくりあげようと思うとおそらく4年ではつくれないでしょう。
石をさがし加工して硯をつくり、羊を育てその毛を刈り筆をつくり、木を育てその木から紙をつくり、油を燃やしその煙から墨をつくり
とまぁ道具をそろえようと思うだけでも大変です。
また、法帖について学び(時代背景や意味など)、書いたものを「作品」という形にもっていくにも表具という作業をしなければなりません。
そして、表具をし、額に入れ(額も自分でつくると大変だと思う)、こうしてやっと「作品」となります。
そう考えたとき、何もやってこなかったとしか思えませんでした。
学部生最後の今年度、自分ができることを精一杯やろうと思います
【日比】