世田谷区議会議員の福田たえみ(妙美)です。
3月29日
第1回区議会定例会の最終日
令和4年度当初予算が可決・成立致しました。
(F行革は、一般会計予算に反対)
(共産党は、国民健康保険事業予算、後期高齢者医療会計予算に反対)
議員提出議案第2号
ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議
全会一致で可決
公明党からは、いたい議員から賛成意見を申し上げました。
「今般のロシア連邦・プーチン政権によるウクライナ侵攻は、力による一方的ば現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。
これは、明白な国連憲章と国際法違反であり、戦争は最大の人権侵害であるとともに断じて許すことはできず、これは厳しく非難するものであります。
ウクライナの無垢の民の生命及び財産、自由が失われていることに、深い悲しみと強い怒りを覚えてなりません。
連日歩道される映像jは、直視できないほどの惨状であり、特に、
侵攻で多くの子どもが傷つき無くなる事には耐えられません。
ノーベル平和賞を受賞した元ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏は、先月26日ロシアのウクライナ侵攻について「一刻も早い戦闘行為の停止」などを求める声明を発表しました。ゴルバチョフ氏の母、妻の故ライサ夫人はウクライナ人であります。
ユニセフは、24日の声明で「この1か月のウクライナでの戦争で、430万人の子どもたちが避難を余儀なくされており、これは、同国の子どもたの半分以上にあたる」としています。更に、180万人が国外へ難民として逃れ、250万人が国内で避難しているとしています。
子ども達が、氷点下の寒さのなか、戦火を逃れ疲労極限のなか避難していると思うと心が痛みます。
加えて、国連人権高等弁務官事務所は16日、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、把握できただけでも、民間人の死傷者が2858人を超えたと発表しました。
特に、ロシア軍の攻撃が激化している、マリウポリでは住民約400人が避難していた劇場が爆撃されました。こうした、攻撃は言語道断であります。
食糧や水を断たれた市民30万にん以上が孤立する戦禍のなか、ウクライナ人約6000人が強制連行されたとの報道もあり、その中には、子供も多数含まれているとウクライナ外務省は発表しています。民間人を拉致すること自体、国際人道法違反の重大な犯罪であります。
プーチン大統領は「ロシアは今日、世界で最も強力な核保有国の一つである」と述べ、核兵器使用についても言及しています。
核の使用は、もちろん、核による威嚇もあってはなりません。私たちは、世界で唯一の核被爆国の市民として、世界の平和の実現のために、不断の努力を続けていく責任があります。
わが党は、この場を借りて、改めて「非核三原則」は堅持すべきとの立場であることを申し上げておきます。
ウクライナのゼレンスキー大統領が国会演説でも述べていたとおり、今、何よりも重要なのは、世界で平和の連帯の声を上げ、プーチン政権を包囲することであります。
事実、ウクライナ軍事侵攻に反対する声は世界に広がっており、ロシア国内でも弾圧に屈せず戦争反対のデモがおきています。
また、24日の国連総会では、ウクライナの人道危機について「ロシアの敵対行為の結果」と明記した決議案が採択され、今月2日に採択された非難決議に続き、ロシア軍のウクライナからの即時、
完全無条件撤廃を求めています。
わが党も改めて、愛する郷土を守っているウクライナ人に思いをはせ、ロシア連邦・プーチン政権に対し、今般のウクライナ侵攻に厳しく抗議し、軍の即時撤収、国際法の遵守を強く求め、平和を希求するウクライナ、全世界に住む市民と連帯することを表明し、意見とします。」
北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深める取り組みの推進を求める決議
可決致しました。
「世田谷区議会は、区に対し、一日も早い拉致被害者全員の救出を念頭に、アニメ「めぐみ」及び映画「めぐみ」の学校等における上映の視聴や作文コンクールへの参加等を通じて、北朝鮮による日本人拉致問題を決して風化させないとの意志を明確に表すともに、拉致問題に対する理解を深める取り組みを推進するよう求める。 」
最後に退職理事者を代表して原田会計責任者よりご挨拶がありました。
退職後も、健康にご留意しお過ごし下さい。
本日の本会議の終了は、23時30分でした。
理事者の皆さま、事務局の皆さま、お疲れ様でした。