彼は言った

「アートは絶対高尚なものとは限らない」

彼は言った

「アートも芸人のネタのように個人で好き嫌いが存在する」

彼は言った

「そのアートを気軽に楽しんだものだけがTop of the world」

彼の名はそうまさしくPERFECT HUMAN。

うちの旦那です。

しくじり先生、偉人伝『ピカソの回』で

力説していた内容です。




なんかやたらと字余り?字足らず?で書き出しましたが、

この『ピカソの回』を見て、

私自身、アートへのハードルがいい意味で下がったんですよね。

「だって美術のセンスがあるとは言えない自分が、

絵画をどうこう言える立場じゃないし、

どうやって楽しんだらいいのか〜。」

というこれまでの悩みが

吹っ飛んだ瞬間だったから。



「自分の好きだと思う絵や作品を探しに美術館へ!」

という気持ちでアートに触れるなら、

そんなに難しくはないかな〜と思って。




で、今回は島全体がアートの島。

香川県直島に行って来たんです。




好きなものを見つけるぞ!

の気持ちで挑んだ私には、

もう島全体がアミューズメントパーク。

「これは斬新!」

「この人はこれが異常に好きなんだな!」

「なんで、ここに、これを?」

の連続で、五感全部で楽しめました。



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娘はなんの違和感もなく、

素直に作品で遊んでいたり、

暗いところのものは怖がったり、

不思議な形に大笑いしてたり、

決して子供向けに作られたものじゃないのに

めいっぱい楽しんでる感じが

すごい!と感動しました。

子供の方が感性が豊か〜、と改めて思いました。

大人の方が、一つの作品を前にアレコレ考えすぎちゃうんですよね。

もっと、アートの前では子供みたいに楽しめばいいんですね。

「これ、面白い!」

「これ、変!」

「これ、怖い!」

でいいんだな、と。

娘にまたいろんな楽しみ方を教わりに、

一緒にたくさん美術館に足を運びたいなーって思いました。




私もいくつか訪れた美術館の中で好きな展示を見つけられました。

それは自分自身の再発見でもあり、

「あ、私ってこういうのに惹かれるんだー」っていう。

すごくいい経験でした。




直島はまだ行けなかった美術館もあるし、

子供も大人も楽しめるお隣の豊島を

オススメするコメントもこの前の記事でいただいたので、

また行きたい場所になりました!

そして、都内の美術館にも

俄然興味が湧いて来ました! 

芸術の秋ですね。