反論したい時こそ、クッション言葉は最強! | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

研修をしていた時のこと

 

 

「今日の会議で、どうしても我慢できなくて

 上司に思いっきり言ってしまったんです」

 

「言ってスッキリしましたか?」

 

「少し言い過ぎたかなとも思っていますが

 言わないと理解してもらえないと思って。

 でも、嫌われたかもしれません。」

 

 

 

とかく会議の場では、

言いたいことや

反論したいことがあっても

 

こんなことを言ったら、

気分を悪くするかな?

嫌われるかな?

嫌な奴だと思われないかな?

煙たがられないかな?

誰か言ってくれないかな?

 

など

自己防衛反応が働いて、

その場では言わない人が多いと思います。

 

そして、会議が終わってから、

本人がいないところで悪口大会。

 

「本人の前で、堂々と言えるのは

 素晴らしいと思いますよ。

 本人がいないところで言ったら悪口ですが、

 目の前で言えばアドバイスにもなります。

 

 しかし、正論は、

 言い方と言うタイミングを間違えると

 嫌われてしまうので注意が必要です。

 

 相手にとって

 都合が悪い話や反論したい時は

 ダイレクトに言ってしまうと

 ムカっとします。

 

 相手も人間ですから

 

 そこでおススメするのがクッション言葉です」

 


 

クッション言葉とは、

文字通り、緩衝材の役割を果たす言葉のこと。

 

直接言うと角が立つ言葉も

クッション言葉を添えると

柔らかい印象になりますし

相手が身構えます。

 

いわゆる防弾チョッキの役割りを果たし

心臓を射抜くことはありません。

 

 

・言葉を選ばず言わせていただくと

・耳の痛い話かもしれませんが

 

”言葉を選ばず言わせてもらう”

なんて言われたら

一体、何を言われるんだろうって構えますよね。

 

さらに

・率直に申し上げてよろしいですか?

・感じたことをストレートにお伝えしてよろしいですか?

 

と質問形式にして、

「はい」という言葉を引き出すと

相手は聞く準備ができます。

 

「賢い部下は上司を動かします。

 その一つがクッション言葉です。」

 

 

とある会社で研修をしていた時の一コマでした。