「ものの見方が変わる座右の寓話」より
老人に言われるがままに
ラクダの首を切ってから瓶を壊した結果
男は両方を失ってしまった・・・
なんともシュールなストーリーですが
人の話を鵜呑みにしてしまうと
全てを失うことを教えてくれています。
特に苦境に陥っている時は
冷静な判断を下すことが難しいものです。
そんな時にアドバイスをくれる人がいると
思わずすがりつきたくなるのが人間です。
しかし、全てを失ってからでは遅い。
アドバイスを聞く耳は持ちつつも
依存型だと結局、この老人を恨むことになります。
依存ではなく自立が大切。
本にはこんな落語も紹介されています。
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ケチな男が得意げに話している。
「紙を一度だけ使って
捨てるのはもったいない。
まず鼻をかむんだ。
それを乾かして尻を拭くんだ。
分かったか!」
これを聞いて
えらく感心したのが与太郎である。
しかし与太郎は順番を間違えてしまった。
「お前の言う通りにしたら
ひでぇことになったぞ!」
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おあとがよろしいようで