「つもり十訓」1、高いつもりで 低いのが教養 | 言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

言葉は言霊 ~話す言葉によって未来が変わる~

人の身体は、食べたもので作られる
人の心は、 聞いた言葉で作られる
人の未来は、話した言葉で作られる

いい言葉を聞いて、心を豊かにし
いい言葉を話して、明るい未来を作りましょう

以前、山形県の山寺に行ったとき。

 

お世話になっているお土産屋さんに

とても深い言葉が飾られていました。

 

 

「すばらしい言葉ですね。」

「う~ん、深い!」

「全くそのとおり」

 

 

一人でうなづいていました。

まさに生きていく上での訓示です。

 

それが、つもり十訓。

 

 

一、高いつもりで 低いのが教養

 

二、低いつもりで 高いのが気位

 

三、深いつもりで 浅いのが知識

 

四、浅いつもりで 深いのが欲の皮

 

五、厚いつもりで 薄いのが人情

 

六、薄いつもりで 厚いのが面の皮

 

七、強いつもりで 弱いのが根性

 

八、弱いつもりで 強いのが我

 

九、多いつもりで 少ないのが分別

 

十、少ないつもりで 多いのが無駄

 

天台宗山形教区

 

 

自分では教養があると思っていても

実際はそうでもない。

 

そもそも、本当に教養がある人は

教養があるとは言わないものです。

 

まさに、能ある鷹は爪を隠す

 

 

他の言葉を読んでいても

人間の業を言い表していて

自分のことを言われているようです。

 

 

つもり違い

 

 

自分が思うほど、自分は偉くない

自己評価は甘くなる

自己評価は他者評価の2割増し

 

自分で100点をつけたとしても、

相手は80点にしか思っていない

 

 

思い上がり

うぬぼれ

驕り

 

 

誰も注意してくれませんから、

自分で自分を律するしかありません

 

その際にヒントになるのが「つもり十訓」

 

気をつけなければ。