人生のあちこちで
イヤな奴と出会う。
苦手な人と出会う。
避けたい人と出会う。
そういう人が会社にもいるだろう。
そういう人が親族にもいるだろう。
もしかしたら家族にもいるかもしれない。
それから人生のあちこちで
イヤなことを経験させられる。
苦手なことを押し付けられる。
避けたい苦労を強いられる。
そして苦しむ。
そういうことが仕事の中にあるだろうか。
家庭の中の親子・夫婦関係にあるだろうか。
そういうものを総称して「毒」という。
もしそういうものがなかったとしたら、
避けているのだ。
避けて避けて避けて、
自分にとって心地いい状態を選んでいるのだ。
人生において、
魂の成長において
本当に必要なのは「毒」だ。
その「毒」と正面から体当たりしてきた人たちが、
俗に名を残している人たちだ。
いや、
別に歴史の名を残さなくてもいいのだが、
いい人生を本当に送ろうと思ったら、
どれだけ人生の要所要所で出会う「毒」と向き合うかだろう。
~日本講演新聞より~
イヤな奴。
苦手な人。
避けたい人。
そういう人こそ、自分を何倍も成長させてくれる人、
神さまが準備してくれた人、
わざわざ人類の中から探し出してきた人、
そう考えたら、まさにありがたい存在かもしれない。
避けてどうする。
そう思います。