新幹線に乗って気づくことがあります。
私が利用する時間帯は、ビジネスマンが多いため
車内での私語はほとんど聞こえてきません。
だからこそ、それ以外の音が目立ちます。
それは、パソコンのキーボードをたたく音
車内に電源もあるし、
電源なしでも東京~新大阪までは十分持ちます。
必死に書類作成をしている人
メールをしている人
会議用の資料を作成している人
皆、没頭しているので、
ついついキーボードを叩く音が大きくなってしまうのでしょうか?
特にEnterを押す時に力が入るようで、
パン、パンという音が響いています。
全員がパソコンをしていれば気になりませんが
数人だと、やけに大きく聞こえてしまうのです。
そして、気になると、
そればかりが耳についてしまいます。
“もう少しソフトに叩いてくれないかな”
と、思わず心の中で呟いてしまう自分がいます。
人の振り見て我が振り直せ
新幹線車内では滅多にパソコンを使いませんが
使用する時には周囲への配慮が必要ですね。
また、先日乗った新幹線は、
休日ということもあって、往復とも満席。
しかも、様々な客層が乗車していて、
個人客が団体客を嫌がる理由を実感しました。
大きな声で話をするグループ
何度も通路を行ったり来たりする人
携帯で話し始める人
旅行会社で働いていた時も
個人客からのクレームが多く寄せられましたが、
自分が個人客になるとよ~くわかります。
思わずツアーバッジを見て
どこの旅行会社か確認してしまいます。
公の場におけるマナーは、個人の責任であり
本来、添乗員や旅行会社の責任ではありません。
しかし、集団になると
赤信号、みんなで渡れば怖くない
無神経や図太くなってしまうのかもしれません。
団体客がうるさくなると、
一般客の目線は添乗員に向きがちです。
今の時代、
マナー喚起をすることも大切な仕事なのですよね。
自分自身の振る舞いが
相手に不快な思いをさせていないだろうか。
今一度振り返る必要がありそうです。