今回は振動吸収編です。

DOMANEには振動吸収システムであるISO SPEEDが、シートチューブ部とヘッドチューブ部に搭載されています。
まあ、当たり前ですが振動はゼロにはなりません(笑)
路面から伝わる振動がマイルドになるって感じかなー

ちなみに、身体に伝わる振動は、手からの入力が主な気がします。
シートポストとチェーンステーの三角の部分が独立してる効果で、サドル側の振動をうまくいなすことで、おしりからの振動伝達が少なくなるためと推察。
実はこれこそがDOMANE最大のストロングポイントであると私は考えています。

大きなメリットとして考えるのは2点。

1つ目は、トルク伝達の向上。

荒れた路面でもタイヤが跳ねずに、常にトルクを掛けてペダルを漕ぐことができます。
平地はもちろんですが、特に効果を感じられるのが登り。
登坂中はスピードも落ちるため、路面への追従性は更に上がります。
峠は荒れた路面も多く、常にトルクを掛けられることは姿勢の安定にも繋がり、結果としてムダな脚を使わずに済みます。
また登坂中は心拍も高いため、不要な動作が減らせることで体力の温存にも繋がります。
この効果は思いの外大きく、これが私の考える「思っていたほど登りがネガティブに感じない最大の理由」になります。

2つ目は、身体へのダメージ蓄積の減少です。

150km以上走った翌日に100km走ってみる、的なことを何度かやってみました。

今迄の場合。
2日目は「身体と脚が重いけど負荷を落とせば走れる」って状態でした。
負荷を落とさなければならない一番の要因は、身体の芯に蓄積したダメージにより、体幹に力がイマイチ入らないこと。
もちろん脚の疲労もあるんですが、元々弱い体幹がさらに弱っていつもの負荷が掛けられないって感じです。

DOMANEの場合。
2日目も「1日目とさほど変わらない負荷で走れる」って感じです。
この要因は、振動減少による身体の芯に蓄積されるダメージが少なくなったからと考えます。
当初はにわかには信じられなかったのですが、何度か長距離を走ってみたところ、やはり翌日身体の芯に残るダメージが少ない。
これはかなりの驚きでした。

まだ暑いのでブルベクラスの長距離は走れていませんが、ロングライドでの疲労も確実に減るでしょう。
9/11にブルベ200があるので、その時に体感出来たらいいなと思っています。

それと、購入前に懸念していたDISCブレーキ(スルーアクスル)は疲れるんじゃないかという点。
これについては杞憂に終わりました。
ただ、DOMANEの振動吸収が良かったからかもしれないので、他のDISCブレーキの車種だったらどうかなのかは分かりませんけど。

といったところが現時点でのインプレです。
個人的には買って大正解だったと思ってます (^ ^)

なお、素人インプレということと、多分に主観が入っているというでご了承下さい(笑)
そのうえで誰かの参考なれば幸いです (^ ^)