北田 博充 『これからの本屋』 書肆汽水域 2016年

ここ最近本を買うのは古本屋一辺倒でしたが、久しぶりに定価でこの本を購入しました。

この本は、ワークブック形式になっていて、「ていぎする」「くうそうする」「きかくする」「どくりつする」という四つの課題に順を追って答えていくことで”本屋のあり方”を考えてこうという内容です。

例えば「くうそうする」の章では、”宿泊ができる本屋さん”があって、そこで眠ったときに見た夢を自動的に記録し、一冊の本にしてくれる「夢本」サービスも付いているという、まさしく”夢の本屋”が、さも本当に存在するがごとく紹介されています。

「くうそうする」の内容であることを忘れて、思わずネットで検索した私(・・。)ゞ

「本屋って無限の可能性を秘めた面白い場だなぁ…」と、最初から最後までワクワクが止まりませんでした。