診断を受けた直後は、事実を受けとめて対処することで頭がいっぱいでした。
少し時間が経つと、普通の女性とは違うこと、一年後からは状態維持のために月々2万円くらいかかることを実感してきました。
今までは、自分が楽しむためや人を喜ばせるために使ってきたお金が、これから先はそうではないことに使うということ。
女の命と言われる髪の毛に異常があることが、女性としての価値が激減したように思えること。
考えたくはないのに考えてしまい悲しくて仕方なくなってきます。
命に関わる病気ではなくてよかった!運がいいじゃないか!!と、無理やり前を向こうとして少し明るくなって、すぐにやっぱり悲しくなるという振り子のような気持ちで新宿駅まで歩きました。