ミクシィで再会した友人が、なんと1年かけて世界一周の途中。
ヨーロッパからアフリカへ南下し、南アフリカから南米に飛んだらしい。
ぼくはヨーロッパはたくさん放浪したけれどアフリカと南米は未体験ゾーン。
つうか、南半球に行ったことがない。インドもまだ。
知ってることは、スケジュールの無い一人旅は楽しいってこと。
移り変わる景色と、違う色した人々と、聞いたことのない言語に囲まれて、
異国の乾いてたり湿ってたりする空気、不思議なデザインの建物、食べ物の臭い、
なんてことのない街のざわめきだって、全てが違う空間を一人で歩く快感。
明日どこへ行くかなんて、誰にも指示されることがなくて、
ただ地図と、偶然であった人たちの言葉と、自分の直感が行き先を決める。
たどり着けるかどうかも分からない。思いついたら、そこで途中下車してしまえばいい。
最近ふと思ったのは、旅って言うのは2つの側面を持っていて、
まず、自分が描いてたイメージを見つけるためだという側面と、
そして、それが裏切られて、良くも悪くも違ったリアルを実感するのだという側面。
伝統的な石造りの建物と、肌の白い金髪の人たちの優雅な生活をイメージしてヨーロッパへ行き、
宮殿を訪ねて写真を撮って、荘厳な雰囲気に酔いしれるのが1つ目の側面で、
一方で、サービスレベルの低さや、差別的な対応を受けたり、
逆に期待していなかった美味しい食べ物を見つけたりするのが2つ目かなと思う。
みんなほんとは見たことのない原風景みたいなものを心の中に持っていて、
それを実際に見つけに行くのが楽しい。だから、美しい景色の中で写真を撮る。
そして、同じくらい楽しいのは、イメージの中の原風景じゃ見ることの出来なかった、
遠くの人たちのほんとのことを知ることだと思うわけで。