オリンピックが閉会。異国の地にて見たのは初めて。
スポーツを見ていていつも思うことは、
そこには明確な勝利あったり、
負けたにしてもそこに努力の影が見えたり。
なんというか、結果だけを見れば、マンガのようにシンプルだということ。
実際のみんなの人生って言うのは
成功体験こそが、後の悲劇を生んだり、
どうしようもない目に遭ったことが、その人を成長させたり、
結局、終わりの無いアップダウンだと思ってるのだけど、
なんだろう、スポーツを見ていると、
まるで美しいゴールに向かってストーリーが展開していく、
子供向けのアニメを見ているような感覚を覚えることがある。
もちろん、スポーツを見るのは、
たぶん周りの人が思っているよりも好きで、
別にいつもシニカルに見てるわけじゃない。
だけど、ぼくがそうであるように、素人と言うか、
タダで手に入る娯楽を得るような感覚で見ているスポーツって、
実写版、ドラゴンボールやスラムダンクと、どこまで同じで違うんだろう。
金メダル取ったらさ、ラスボスを倒したみたいにハッピーエンドになっちゃうの。
(それで言うとスラムダンクはやっぱおもしろかった)
ほんとに目を向けるべきは、
結果っていうほんの一部分なんじゃなくて、
過去から今に至るプロセスと、今から未来にかけての予想図と、
そこに関わってるいろんなヒトと、いろんな思惑や願望や期待や意地だとか、
うまくいえないし、うまく目を向けられているわけでもないが、
なんかこう、すてきなストーリーが完結することへの
おかしなくらい過剰な期待が、
きもちわりいと思うことがある。
4年間、あるいはもっと長い間、身を削ってがんばって、
この十数日のために懸けてきた人たちには敬意を表したい。
そこにおかしな味付けがされることが、なんだか気持ち悪い。