【留学】例えば落ちることもある | ●○ 駄文2.0 ○●

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大阪 → ホノルル → ロンドン → ボストン。日々の由無しごとや思いついた事だとかを。

チャイナがメッセンジャーと携帯とで重ねて連絡してきたことには、
第一志望の大学院から不合格通知を受け取ったとのことだった。あらら。

彼女は3校に出願したんだけど、まだどこからも返事は来ないって数日前にぎゃあぎゃあ言っていた。「ぎゃあぎゃあ」なんて言うとひどい言いようのようにも思えるが、実際にぎゃあぎゃあ言っていた。

返事を求めているわけではなくて、ひとしきりぎゃあぎゃあ言って、かわいそうな自分に酔いしれるまで、とりあえずそこに言葉を発するための対象物が必要だったようなので、とりあえず聞いている振りをした。

とはいえ、留学中なんていうのは、身近な友人が母国にいるときほど周りにはいてくれないし、言葉の壁もあるし、国に電話しようにも時差もあるし、要するにその環境で何か新しいことをするっていうのは、それなりにストレスフルなことで、ましてや失敗があったときなんかには、ますますストレスフルな状況になる。

さみしがりな自分としては、その気持ちはよく分かるので、とりあえずコーヒーを持っていってあげると言った。そしてコーヒー豆を切らしていたことに気付いた。フラットメイトにわけてもらう・・・か。そこまでする必要あるんかなと、思わないでもないけど、お互い様なので優しくしておこう。

さて、チャイナが不合格になった大学院なんだけど、London School of Economics and Political Science(LSE)っていって、実際ロンドンで1,2を争う優秀な大学。日本で名前の知られているロンドン大学っていうのは、実はロンドン大学群とでもいうようなもので、約20校だったかな(もっと?)、たくさんの独立した大学の連合体みたいなもの。このロンドン大学群の中で、とりあえず法律、経済、政治などの分野でトップとして見なされてるのが、このLSE。

論文作成で世話になったSVが言うことには、イギリスの大学院のアドミッション・オフィスが実際に気にするのは、まず英語の実力、次に出身大学とその成績、そのあとできれば、学部の専攻と出願先の専攻がリンクしていることだとか。これで「言葉に不自由が無く」、「学術的なレベルが保証されていて」、「専門分野や職業経験から、役に立つアウトプットをしてくれるだろう」と判断された学生を、大学院側は取りたいのだと。
なるほど、至って合理的に聞こえる。

もちろん他の項目も考慮されるし、ダメな自己推薦文よりはすてきな文章を書いた方が良いと思われるんだけど、とりあえず、それって主観で書かれたモノだから。SVはチャイナとインドの学生は、押しが強くて、時々バカげているくらいに大げさな文章を書いてくると笑ってた(怒ってたかも)。

確かに以前チャイナに見せてもらった経歴書はすごかった。日本人は時々、自分を等身大に見せて判断を相手に委ねようとするけれど、そういう謙虚な姿勢ってのは、ない。つうか、自分のやってきたことなのだから、それをしっかりアピールするのは当たり前だろう、という感覚。自分に自信を持って、アピールしたい自分を伝えなきゃ、というのは見習うべき部分。

だけど、肝心の自分で持っている「自分のイメージ」が、どうやら周りから見たその人のイメージとずれてる気がするんだけど・・・。まぁ、現実的なところで言えば、出身大学やそこでの成績が、LSEスタンダードに届かなかった、ということなんだろう。

とりあえず、すごい泣いてるみたいでかわいそうなので、コーヒー持って行ってやって、ぼくは多分、しばらく話を聞く振りをした後、黙々と本を読むことになるだろう。