日本ではサクラが咲き乱れていて、街中でも本当によく薄いピンクの花を見つけることができた。日本人はとてもサクラが好きなんだと、これまでも知っていたことだけど、改めて実感した。
ソメイヨシノは人工的に品種改良された種だから、サクラに武士の心意気を見たり、これが日本の伝統なのだという言説には、疑わしいところが多い、とちょうど帰国便で読んだ本にあったんだけど、それでも、一面に咲き誇る薄ピンクには、ぼくらに共通の美意識みたいなものを与えてくれている気はする。
(サクラのせいで普通にできない自分)
4月1週目の週末に両親と温泉旅行に出かけ、奈良や和歌山の山の中を車で回りながら、たくさんのきれいな景色を見た。山の緑や川の流れだとかがすてきだったり、色とりどりの花が咲いていたりして、豊かな自然を抱えた日本っていう国はすてきだ。
(鶴の湯温泉)
(水の色とサクラの色がすてき)
帰国のいちばんの目的は、学部時代にお世話になった教官から、大学院への推薦状をもらうことだったんだけど、これが思いの外大変だった。教官が研究のために新潟に行ってしまっていて(それは知ってたんだけど)、帰国から1週間近くしてからようやく会うことができた。
ここでさらに問題だったのは、大学の印鑑を教えもらわなきゃならないのに、その印鑑を押すには申請が必要だとかで、推薦状の和訳を作成し、押印申請なんて書類を作って提出。挙句、2日掛かります、とか言われてしょんぼり。大きな組織というのは、どうしても面倒なものだ。
さて、イギリスに戻ったのは10日の夜遅く。帰りのエールフランスの機内は満席。しかもまるで分からない言葉とその気に入らない発音に囲まれ、正直とても疲れた。前回オランダKLMで、アムステルダムの4時間待ちが辛くて、今回はフランスに変更したんだけど、疲労度で言うと、どっこいどっこいか。
帰ってきて2日目の昨日、コリアンの友人とコーヒーを飲み、だべり、写真を見せ、近所へ買い出しに出かけた。その前の日に会ったチャイナと比べ、とても落ち着いたタイプなので安心する。Angelの辺りを歩き、ポーションの大きい食材をスーパーで買い込み、ビール15本入りのケースを抱えてうちに帰ってくると、なんだか自分自身の生活が帰ってきたように感じた。
(うわさのチャイナ。退屈らしい)
【今日のランチ】
ほんだしに、酒と塩だけで味をつけて、ベーコンと白菜、ブロッコリを煮て食べた。片栗粉でとろみをつけようと思ってたんだけど忘れた。あっさりしていて美味しかったし、何より野菜をたくさん摂れるので良い。
