【日常】雨が降る | ●○ 駄文2.0 ○●

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大阪 → ホノルル → ロンドン → ボストン。日々の由無しごとや思いついた事だとかを。

今日は雨。

霧のロンドンと言われるロンドンだけど、霧よりも雨の日の方が多い。冬の間には霧の日もあって、窓の外が白いのを見ては、あーロンドンにいるんだなぁ、などと考えてみたもんなんだけど、雨の日はロンドンでも大阪でも、どこでも変わりなく雨の日だ。

ぼくは雨の日がきらいだ。時には雨の音がしとしとと響いているのも悪くない、と思えることだってもちろんある。でも、その中を歩いて大学まで行くことを考えるとやっぱり憂鬱になる。寒いし、暗いし、靴は濡れるし、空気もじんわりと湿ってるのがきらいだ。

ときどき不思議に思うのは、どうしてか、ぼくは傘を差すのが下手だということ。自分としては至極まじめに傘を差し、雨に濡れないように歩いているつもりなのだけど、気付くと人よりたくさん濡れている。雨の中をきちんと傘を差して歩いてどこかへたどり着き、「あら、傘持ってなかったの?」と聞かれたときには、「いえ、持っていたんですけど、濡れちゃったんです」と答えるしかなくてきまりが悪い。

傘が悪いんじゃないのかとも考えるのだけど、ぼくは傘をどこかに置き忘れることが多いので、これまでにすごくたくさんの種類の傘を差してきた。だめだ。どれ差しても濡れるのだ。一時期、すごく大きな傘を差していたときにはさすがに濡れにくかった気がするけれど、あれも結局どこかに置き忘れてしまった。「あら、大きな傘ね」とか言われるのは少し恥ずかしかったけれど、好きだったのに。

こっちに来たときに持ってきた折り畳み傘は、風邪が強い日につぶれた。傘が裏返るくらいのことにはめげないのだけれど、裏返った傘が、たためなくなって、そのまま横っ風にあおられ、ぐにゃりと曲がって戻せなくなった。自然の力はかくも残酷だと思った。

それ以来、傘を買っていないのだけど、代わりにユニクロで買ったフードつきのジャケットが活躍している。カーキ色のナイロンのそれはけっこう暖かく、軽い。雨が降っても、土砂降りじゃなければ、そのまま歩いて目的地まで行き、そこで乾かせば済む。値段も安かったので、何の文句もない。

たった一つ惜しむことがあるとしたら、これをふたつ買ってこなかったことだな。