【駄文】巨象も踊っちゃう | ●○ 駄文2.0 ○●

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「巨象も踊る」って本のタイトルを初めてみたときには、「紫の牛を売れ」とかって本の横に積んであったので、なんだ、動物シリーズかと思った。個人的に象も牛も好みではない。犬は好き。ネコは気まぐれなので要注意。

この勘違いを今思えば、その前にチーズはどこに消えた、ライオンは眠れない、ペンギンの国のクジャク、とひどく動物のお話ばかりが目に付いていたのが原因だと思う。本のタイトルのつけ方も、もう少し気を使ってもらわなきゃ困る。ほんとにもう。

その後、勘違いに気付いて読んでみた「巨象も踊る」はとてもエキサイティングな一冊。L. Garstner(ルイス・ガースナー)はIBMの前会長兼CEO。1990年初頭に史上最大(IBM史上ではなくビジネスの歴史上)の赤字を計上し、崩壊寸前だったIBMを建て直したらしい。

で、この本はガースナーの思い出話なわけなんだけど、ざっくり言ってしまえば、初めに出血を止めて、その後大手術を行ったら、巨象のようなIBMだって踊れるようになったという話。

ざっくりしすぎるのは自分の悪い癖だと思う。

要するに、リストラとコストカットを行い、人を大切にするってモットーの会社なのに、福利厚生なんかも削減して、とにかく生き延びられるようにするというのが出血を止めたところまで。この後の手術って言うのがすごい。事業の選択と集中を行い、経営資源を有効活用。さらに巷でよく聞く「大企業病」とかいうのを治しちゃう。企業風土っていうのは、結局そこにいる人が、どんな風に思考して行動するのかっていうパターンだと思うのだけど、これが変わった(完全にとは言わない)と、彼は言うわけ。

集団の行動パターンが変わるってことは、少しでも企業にいた人であればどんなにあり得ないことだか分かるんじゃないかしら。ぼくの勘違いかもしれないけど。その程度の変革なんて日常茶飯事よって会社があるのなら、すっごい研究に行きたい。

とにかく、巨象の本でわくわくして小躍りしたのは自分。
ガースナーやるじゃん。