ぼくの受けている英語プログラムの授業には、ちょくちょく違うコースの学生が顔を出す。彼らはクラスの後ろに座り、発言はせず、なんかノートを取っている。
初め彼らは何者なのかと不思議に思ってたんだけど、聞いてみると英語教授法を専攻している学部4年生らしい。いろいろな教師の授業を見学、分析してレポートを作成する。そして彼らも(多分)英語の教師になるらしい。
Armandoっていうカリフォルニア出身メキシカンと、Naomiというミズーリ出身アメリカンと、昨日授業が終わった後だらだらと話してた。もちろん彼らの英語って言うのはネイティブなので付いていけないことも多いんだけど、教師志望ってのもあり、ぼくに気を使ってくれたのも(きっと)あり、とてもきれいな英語で話してくれてたと思う。
Armandoはやたらとおもしろい。見た感じ30才くらいの男で(こっちの人の年齢はわかんないが)、おなかもぽっこりと出ているのだけど、メキシカンの特性なのかなんなのか、教師のワルクチだとか下ネタだとか、次から次へと新しい話が飛び出してくる。日本人の奥さんからかかってきた電話に向かって、今日の担当教官の中年女性が露出が激しくておっぱいがすごいんだと、ジェスチャー付きで伝えるものだから、Naomiとぼくはほっぺたが痛くなるまで笑う。
こっちのNaomiは祖母が日本人で、若干の日本語のフレーズを話す。ハズカシイー、とかそんな感じ。肌の色は黒いし、身長も高いし、どうみても日本の血が入ってるなんてわかんないんだけど、そこから日本語が飛び出すのでなんかおもしろい。
Naomiっていうのは、英語でも、日本語でも、そしてアラビア語でも人の名前になるらしい。日本では男の子の名前にもなるよとぼくが言うと、それは知っ
てるんだけど男のナオミに会ったことないわーだそうだ。ぼくの知ってる男のナオミは、アカペラサークルで奇才を放った後、大学を休学してパン屋で働いてた
が、その後どうしてるかわかんない。
面白かった話題の1つは、日本語を話すガイジンだ。
ハワイでガイド以外のガイジン男が日本語を話す理由っていうのは、ほぼ確実にJapanese girlだと。で、例えばハワイで日本語を話すガイジン男に声を掛けられたら、日本人ガールはきっとこの人は、他の日本人ガールから言葉を教えてもらってるに違いないと、怪しく思うに違いない。だから、こっちでは日本語を話せても英語で声を掛けた方がいいんだ、と既婚者のArmandoが言う。おぃ。
「だけど日本に行けば、ガイジンだって日本語を話すのが当然だよな、と。だって日本語ができないと誰も助けてくれないし、英語できる人も少ないし」と続ける。あー、確かに言われてみりゃそうだと思ってたら、「だから日本では、Japanese girlに日本語で声を掛けるといいんだ」と。・・・あっはっは。
日本人ガールを何だと思ってるんだと突っ込んでみたが、「もちろん全員がそうじゃないことは知ってるさ」だそうだ。彼の奥さんは違うらしい。たくさんインテリジェントな女性がいることも知ってるけど、(特にワイキキで見かける)一部はイージーだとか。
あぁ、大学生の会話って何才になっても変わらないんだろうなぁと心の中で思いつつ、普段の授業では聞けない(家では聞ける)ネイティブな英会話を楽しんでみた。
さて、今日も授業だ。TESOLのやつらはいるのかな。