少し前、とうとうコロナを患ってしまい、1週間棒にしてしまった。普段、二日酔いで終日苦しむ事があって、なんでまあ、コロナになってもそういうの慣れとるし大丈夫やろ、なんて思ったら甘かった。めっちゃ甘かった。高熱と諸症状、相当しんどい、いやはやしんどすぎて、あんまり記憶がない。
実際、39.6度まで上がって2日ほど苦しんだが、そこを越えるとかなり楽になって、しかし油断すれば体温計がすぐ上向きに反応するので、床に入り大人しくしていた。おおよそ本を読んで過ごした。町田センセの山頭火、読了した。
山頭火といえば、全国旅をしながら詩を書いた有名な詩人、くらいの認識で、仙人のようなイメージだったが、とても人間的、良くも悪くも、詩をはじめて読んだがすごくいい。大学の図書館では詩集を読む事も確かにあったが(35年前かー)ワーズワースという英国ロマン派詩人など好んだため、そっち方向は興味が向かなかった。いや、山頭火良いと思うなあ、詩集、市立図書館で借りてこようかな。