2度続けて、けたたましく警報が鳴る。
1回目の揺れは、去年の2月の地震に似ていたろうか。
だが、2回目の揺れは11年前の震災に近かった。
揺れの長さは、震災時の半分ほどかと思う。それでも長めだ。
11年前が頭をよぎる。
「これ以上揺れが続くと停電する」と危機感を持った頃、大揺れは収まった。
ほっとした。
直後、海沿いの津波を心配した。
震災の時に比べ、横揺れが大きかった。
南向きに座っており、東西の揺れか、机上の物が左右に動く。
落ちたら面倒だと、茶の入った器やらごみ入れだのを押さえて耐えた。
かなりの揺れで、テレビやエアコンがガタガタと音を立てた。
しばらく余震が断続。
また来るかと、緊張感もぶり返す。
我が家は一応、仙台の都心地域内なのだが、停電や断水はなかった。
都市ガスは安全装置で停止、メーターの復旧ボタンを押せば使えた。
幸いなことに、周辺は静かで大きな問題は無し。
小瓶の底に耐震ジェルマットをつけていたので、大地震でも落下せず。
我が家では、落下や倒れたら困るものには耐震ジェルマットをつけている。
棚も備え付けがほとんどで、置くのは背の低い棚のみ。
棚の中も、基本的に箱に収納するなどして散乱し難くしている。
そのため、今回は何一つ壊れる物が無かった。
震災の時も同様だったので、かなり有効だと思う。
しばらく、テレビをつけっぱなしで情報を得る。
やはり津波注意報が出ている。
市内ではガラスなどの破損、火災、場所によって停電や断水などがあるとの報道。
県内では道路の地割れ、新幹線の脱線などがあったとの報道。
今朝の3時頃まで様子を見て、とりあえず落ち着いたようなので就寝。
疲れた。
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あの日を風化させないで、
安全な家具の配置をしよう。
安全な場所を確認しよう。
災害備蓄をしておこう。
避難の仕方を確認しよう。
応急手当の仕方を知ろう。
災害への備えは、命を守る行動になる。