震災とあの日のまちかど:雄勝町 | ふくらく通信「ゆるゆる歩記」

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東北人です。日々思う事や、ゆるゆる歩いて見つけた町の魅力など、なんだりかんだり語っています。

旧雄勝町庁舎付近

撮影日2012年7月4日

雄勝湾のすぐ傍。

雄勝湾に沿って道と建物があり、曲がり角の先には雄勝町庁舎がある。

かつては、道の両側にたくさんの住宅や店が並んでいた。

 

 

震災から10年後の景色

撮影日2021年4月21日

かさ上げして、道路も港も大きく変貌した町。

高台に住宅移転、堤防上に商業施設がある。

 

 

 

旧雄勝町庁舎

撮影日2012年7月4日

 

押し寄せた津波は凄まじく、庁舎は3階も浸水して人々は屋上に逃げたという。

庁舎は移転し、この建物はもう無い。

 

(参考:「東日本大震災における石巻市雄勝総合支所の対応」一般社団法人消防科学総合センター)

 

 

 

震災翌年の雄勝漁港辺り

撮影日2012年7月4日

湾内に大きなクレーン船が見える。

荒れた護岸や漁港を修復する工事が進められている。

 

 

震災から10年後の雄勝漁港辺り

撮影日2021年4月21日

護岸がぐんと高くなった。

 

湾に沿った商業施設の位置は、港からかなりの高さ。

 

 

震災翌年の雄勝湾岸(対岸から)

撮影日2012年7月4日

クレーン船の奥に旧雄勝町庁舎が見える。

湾岸は津波によってかなり荒れていた。

 

 

 

震災から10年後の雄勝湾岸(対岸から)

撮影日2021年4月21日

かなり高い護岸。

その向こうには、左側に高台移転した住宅地も見える。

 

 

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あの日を風化させないで、

 

安全な家具の配置をしよう。

安全な場所を確認しよう。

災害備蓄をしておこう。

避難の仕方を確認しよう。

応急手当の仕方を知ろう。

 

災害への備えは、命を守る行動になる。