毎夜夕飯後
真夜中まで掛かり
やっとのことで渾身の一冊完成
母の一生をアルバムにまとめました
弟の一言で引き受けた作業は
楽しくもあり苦しくもあり
けれど間違いなく
母と向き合う時間となりました
表紙は母が書にした高田敏子さんの詩
そう、この書こそ
この記事に書いた先生に習ったもの
そう思えば詩の内容も意味深
母が私と弟を抱く写真や
趣味の写真など
これらをまとめる作業は
常に母と対話して
「可愛いお洋服やねー」
「お母さん美人さん」
「この時楽しかった?」
など話しかけながら
最後のページには
母の気持ちを代筆するよう
感謝の一言を入れました
そして…ひとり
号泣…
泣きながら母に文句を言って
大声でわめき散らしました
なぜか不思議なほど
身も心も軽くなり
(特に肩や背中、頭)
母が憑依していたと
本当に思いました
離れたことは少し淋しい…
テレビから子守唄が流れると
苦しくて聴けません