韓国の食い物 Tonkatsu | 寂しげサラリーマン、時々超高圧ベーシスト in Pyeongtaek

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日々の反省と感傷日記。いまは韓国駐在日記をつづっています

中国人が焼き餃子を見て変だと感じるとか、イタリア人がナポリタンを見て何だこれと思うように、


韓国に普及している日本食を見て、日本人は妙に感じることがよくある。


焼き餃子とかナポリタンと同じようなもので、オリジナルからするとほとんど別料理なわけだから、韓国で広まってる料理それ自体はなんも悪くない。文句があるなら食うな。そういうことでしょう。


もともと韓国では、揚げ物という分野があんまり発達してなくて、朝鮮戦争の影響か知らんけどフライドチキンばかりが油で揚げられていて、エビだの魚だの野菜だのは、揚げられるよりは鍋で煮られる方が圧倒的に多い。


チキンは例外として、韓国人は健康志向がずいぶん強くて、日常的には揚げ物を好まないようです。塩と油は、韓国人が避けるものの代表例です。


そんななかでも、日本食としてけっこう広まっているトンカツ。こんなビジュアルをしています



・専門店ではないけど、作りますよという店のトンカツ

・トンカツクラブ という専門店の店のトンカツ


両者にあまり大差は無い。


・でかい。手のひら×2ぐらい

・肉は薄い

・ガリッガリに固く揚げてある

・甘めのデミグラスソースもどきが全面にかけてある

・ライスは別添えにならなくて、ワンプレートで出てくる(ことが多い)

・肉は切られてなくて、ナイフ・フォークを渡される(ことが多い)


ユニークなメニューも開発されていて、あまり人気はないらしいけど、用意されているのが


・トッポッキ添えトンカツ

甘いモチとトンカツ。思いもよらない組み合わせ。ほかにもあるけど省略。



こうしたトンカツ定食の価格は、いまのレートで800円から1,000円の間になっている。

悪しざまに言うほどまずい訳ではありません。肉であることにはかわりないからね。


ソースの味がきついので、めしを1合2合お供につけてくれれば、日本人にもより違和感なく迎えいれられるように思います。



これを別料理として心から楽しめないなら、自分で勝手に調理技術を磨け、、、ということですねえ。


芸術だとかいい仕事が余裕から生まれることはまれで、やはりどうしようもなく必要にかられてしかたなく作ってみて、そして気がついたら出来上がっていた、


世の中の名品は結局はそうしたものなんだろうと、わたしは痛感している次第です。しかしやはり



トンカツは、作るものではなく

買うもの哉。



昔のマンガ; 「こどものおもちゃ」の中で、主人公が食い物つくるのをミスって「~~は店で買うもの!」っていうセリフがあったような。気がする。どんな場面かは全くおぼえてない。


とんかついもや、平澤に進出してこんかなー、くるわけねえわな