春の韓国には1か月の時差あり | 寂しげサラリーマン、時々超高圧ベーシスト in Pyeongtaek

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日々の反省と感傷日記。いまは韓国駐在日記をつづっています

韓国は、3月上旬までは日本とまるで違う温度帯ですが、3月も終わろうかという頃になると、ほとんど日本と同じ気がします。気温はだいたい10度前後、20度を超してくる日もあります。


勤めている近くには桜らしきものはなく、さりとてこの国特有の草木があるわけでもないので、季節感はなんもないけども。気を付けて聞いていると、春ですね、という会話よりも、暖かくなりましたね、の方が圧倒的に多い。


季節感はこの調子ですが、春の韓国の数少ないいいところは、「花粉がごく少ない」ということですかね。


わたしは軽度の花粉症にすぎないのでありがたみは少ししかわかりませんが、重度の人には、春の韓国はたいへんお勧めです。数日ここで過ごすだけで、ずいぶん楽になるそうですよ。


なお韓国では、大学入学や企業の一般的な新卒の入社時期は、どうも3月だそうです。学校でいえば、2月に卒業式があって、3月が入学式になるらしい。


日本人の感覚では3月は「別れ」ですが、韓国では3月こそが出会いとか出発というイメージだそうです。もう目の前には4月が来ていますから、すでに韓国は、日本人で言うところの5月を生きているイメージなのでしょうかね


春と言えば私の場合は「スプリングコンサート」でありまして、18歳から33歳までの間には、4月5月には複数回演奏したり演奏を聴く機会がありました。


今年は10何年振りかに無音の期間になってしまうな。


私がもといたとこでは、ブラームス、ベートーベン、マーラーなんかをやるみたいだ。なんだかドイツばかりで春らしさがねえ


それぞれ、成功を祈っております。


日本に帰国した暁には、早めに退勤して、コントラバス先生がいる読響か美人のフルート先輩がいる都響を聴きに行って、まっすぐ帰って寝るか、高級な酒か寿司をくいながら夜更かしをしたいと、切に思っております