の続きです
①にも書きましたが
インドから日本に犬を連れて帰る場合は
大韓航空ビジネスクラスで
チョードリー先生に頼る、これ1択
ペットの機内持ち込みはケージに入れることが条件なので
3週間ほど前から徐々にケージに入る練習を始めた
無事に輸出書類を取得出来て
断捨離、ごみ捨て、送別会の嵐
家も私もバタバタしていることで
何かが起こることを察していた幸子さん
まさか飛行機に乗るとは思わなかっただろうね
ドタバタと毎日を過ごし、
いざ出国当日
お友達と朝ごはん食べて
髪の毛切って
ヨガして
愛車をサービスセンターに預け
家具を運び出し
最終部屋の片づけしてたら
あっっっっっという間に出発時間
(いやほんと、当日によくこれだけこなしたな私)
もう何もない部屋で
幸子さんと祝杯をあげました
ありがたいことにシェアメイトが
スーツースを運んでくれて
空港まで送ってくれて
お互い人生楽しもうねといって
ハグしてお別れ
さて
いざ
勝負
機内持ち込みのペットの重量制限は
ケージも含めて
韓国2社(大韓航空、アシアナ航空)は7kg
だけど家を出発した時点で
ケージ含む幸子さんの重量は8.85㎏
幸子さん自体の体重が7.5㎏くらいあって
スパルタダイエットさせようか迷ったのだけど
ただでさえ気温50度で
人間だって夏バテする中で
ごはんを減らすのはやりたくなくて
体調万全で飛行機に乗せたかったのもあり
規則を破る前提で空港に向かいました。
また、機内持ち込みケージのサイズにも規定があって
幅:32cm
長さ:45cm
高さ:19cm
※ソフトタイプのケージの高さは最大25cmまで
これに合うサイズのケージは
幸子さん頑張れば入るけど
長旅するのはしんどいパツパツさで
幅:31cm
長さ:51cm
高さ:31cm
長さと高さがオーバーの
こちらのケージで持ち込みました。
私のようなヌケサクで自己中な飼い主は
なかなかいないのだろう
「ペット 重量オーバー 飛行機に乗れる/乗れない」
調べてみても欲しい情報にたどり着けず。
1つ英語の口コミサイトで
「ペットの体重を空港で計量するかどうか、
重量オーバーでも飛行機に乗せるかどうか、
の判断はエアラインカウンターのグラウンドスタッフの一存による」
ってのを発見し。
ちなみに
輸出入に必要な書類には
体重を記載する項目はなく
日本への届出にも体重申告は不要で
輸出前検査でも体重測定はありませんでした(2024年5末時点)
輸出国も輸入国も動物の体重は関知せず、
ってことは
交渉すべきはエアライン会社のみ
空港カウンターで戦う覚悟で乗り込みました。
揉めた時の私の主張としては
ペットの重量はオーバーしているけど
ビジネスクラスの総重量トータルでみたら
規定内、というもの。
ビジネスクラスのトータルは78㎏
預け荷物64㎏(32㎏を2つ)
機内手荷物7kg
機内ペット7kg
対する私の荷物は50㎏
預け荷物40㎏(20㎏を2つ)
機内手荷物4kg
機内ペット9kg
トータルでみたら
あと28㎏は持ち込める権利を持っているのだから
2㎏オーバーは許してください
というつもりだった。
書類手続きは全て自分でやったのだけど
(いろいろヌケてましたがね)
空港お見送りサービスをお願いした。
15,000ルピー+GST18%
これが最終的には大正解
チェックイン、出国手続き、セキュリティチェック
搭乗ゲートまで同行、機内搭乗までお見送り
してくれるサービス。
Petflyは空港内にカウンターがあって
まずここで水、流動食、トイレシート
飛行機旅に必要な一式をもらう
そしていざ
勝負のエアラインカウンターへ
チョードリー先生とPetflyのスタッフの方には
事前に幸子が重量オーバーであることは伝え済み
チョードリー先生は
「体重は計るかもしれないし、計らないかもしれない」
スタッフの方には
「カウンターで揉めてもエアラインとの交渉事には我々は入れない」
と言われており、
めちゃくちゃドキドキしながらチェックイン
結果、、、、、
体重測定9.9㎏(測定あり)お気に入りのタオルやおもちゃも入れてたから増量
ケージサイズ(測定なし)
揉めることなく
すんなりチェックインできました
嬉し涙出そうになったけど必死でこらえた。
嬉しパニックでカウンターで何話したか覚えていない。
チェックイン後、
機内ペット持ち込み費用のUSD200を別カウンターでお支払い。
機内持ち込みケージには印も何も付けられることなく
出国手続きへ。
特別な許可を持っているPetflyのスタッフの方々は
エアラインカウンターまでは2人体制、
出国手続きからは1人でした。
ファースト・ビジネスクラスの出国レーンはガラガラで
すんなり出国終了。
セキュリティチェックもファースト・ビジネスクラスのレーンはガラガラで
Petflyのスタッフの方が幸子さんと一緒にX線検査してくれた。
空港到着からここまでで、所要時間わずか30分
早い~~~~~~
搭乗ゲートに着いたのは搭乗開始の2時間前。
最後の最後でようやく本帰国の感傷に浸ることができました。
デリー空港はケージから出してても
誰にも何も言われず
ほんとーーーーーーーに
インドのこういうところ好きだなと
インドへの愛を再確認しました
ケージに入るのが嫌すぎて吠えまくる幸子さんを
見守ってくれるPetflyのスタッフの方
まったく自分では余裕がない中で
至る所で写真を撮って共有してくれて
水買いに行きたい時とか
トイレ行きたい時とか
幸子さん見ててくれて
ほんとーーーーーーーに
助かりました
今回の対応が
インド発だったからか
大韓航空だったからか
カウンターのお姉ちゃんの優しさによるものなのか
私の半年にわたるインドの神様への祈りが通じたのか
はたまた上記全てのおかげなのか
幸子さん、無事に機内搭乗出来ました
Petflyの方が撮ってくれた搭乗前写真
満面の笑みで手を振っている私と
ケージから恨めしそうなカメラ目線の幸子さん
いよいよ幸子さん
犬生初の飛行機に乗り込みます