組織が違えば文化もルールも判断軸も違う
タイトルが物騒なのだけど、、、
少し以前に下記を理由に懲戒の対象になったという事例を聞いた。
・人の時間を長時間拘束すること
・指示命令系統を超えた指示
・大きな声で叱ること ←まぁ、これはそうかなと思う。
いずれも「そう言われればたしかにね」と思う一方で
『程度の問題』という印象も受けた。
少なくとも当社のこれまでの歴史では上記を理由とした懲戒は聞いたことがなく
組織が違えば文化も判断軸も違うもんだなぁと、この話を聞いて思った。
「かっこいい・悪いという判断軸」で回す社会
そういえば、先日かなり遅れて見た後藤さんと糸井さんの対談動画の中で
17:00くらいから話しているルール作りの話が印象に残った。
「他の人が喜べて自分も喜べるか否かという線引き」「かっこいい・悪いという判断軸」
これらは空気を読む日本的な考え方だなと思うのだけど
その一方で、これで物事がうまく回るならこっちの方が良い社会だと共感する。
青山繁晴さんが自衛隊の話をする際に
ネガティブリスト方式(※)じゃないと、想定外がたくさん起こる現場で上手に動けない
ということを言われる。
糸井さんのフリマの話もそれに近い条件下であるように感じる。
※ネガティブリスト方式…これはやったらダメということ以外はOKという考え方。
近年、日本の土地が買い漁られているとか
移民や外国人労働者の話とかが出ている。
ルールを明文化しないで回していくというのは
いかにも空気を読んで社会を回してきた旧来の日本的な手法ではあるが
これで社会がうまく回る民度やモラルの高さなら、今後もこの方法が良いような気がする。
前述の懲戒の話は、それでは上手く回らなかったということだろうから
その意味ではその組織のルールも、当事者も、ちょっと残念だな。
今後、改善されることを切に願う。