肯定する口癖のパワー。でもダメ出しのパワーがもっと強いので、効果半減。
仕事場における私の判断基準はいつも顧客目線に立った時に及第点をもらえているか否か。
個人で仕事をする分にはそれで全く問題ないのだけど
チームで仕事をする時必ずしもこの評価軸がメンバー内で一致しない。
立場的に後輩たちと仕事をすることになる。
後輩の考える顧客の及第点ラインが私の考えるそれより高いということは残念ながらまず無い。
そうすると、私の評価軸では不合格のものがドヤ顔で提出されてきたりする。
この時の声の掛け方を長らく試行錯誤してきて
なかなかバランスを取れずに来ていた。
そんな中でも多少意識的に使っている言葉が
「なるほど!」「たしかに!」「すごい!」。
これらの言葉を使うとそれなりに効果はあるのだけど
ダメ出しはダメ出しでガッツリしないと期日までに及第点に届かないので、それを伝えると
前述の言葉たちの効果が半減してしまってた。
肯定する口癖が会話をドライブさせる
新天地に来てから、一旦後輩と関わることがなくなったこともあり
私の周りには私が考える及第点を下回ることがない世界が広がっている。
(期間限定だけど…)
この状況で残っているのは肯定する口癖のみ。
そうすると、毎日を過ごしていてすごく思うのが
「なるほど!」「たしかに!」「すごい!」という言葉は
会話をめちゃくちゃドライブさせてくれるってこと
結局、人間は肯定されたい生き物なんだから
何を伝えるにしても肯定的な言葉や文脈で持っていかないと上手くいかないよな~と痛感する。
(わかっちゃいるんだけど、なかなかね。)
今の環境での会話がドライブするんだという実感は
これはこれで大事なのでしっかり受け止めながら
同時に指摘をする時にどうすれば良いのかについて色々考えて試行錯誤していってみよう