Step1で、Windows10のPCにEtcherをインストールして、microSDカードにAstRPiのzipファイルをイメージファイルとして焼き付けました。もちろん、Mac PCでも、ApplePi-Baker V2を使えば焼けるはずですが、今回はWindows10のPCで行いました。
まず、Raspberry Piに挿入しているmicroSDカードの現在の使用状況を、試しに確認してみます。私の場合、128GBの容量のカードを使用しています。
AstRPiの起動デスクトップ画面から、画面上部に並んでいるアイコンの「LXTerminal」をクリックします。
そうすると、「LXTerminal」というアプリケーションが起動して、画面に下記の様なコマンドを入力する画面が開きます。
そのままの状態から「df」と入力してEnterを押します。そうすると、下記のようなmicroSDカードの使用状況が表示されます。128GBの容量に対して16.04GBが使用できる範囲とされています。
この残りの使用出来ない範囲を使用出来るようにする、というのが目的です。そのために、次のようにコマンドを入力します。「sudo raspi-config」、誤入力しないように正確に打つことが大事です。
入力後、Enterキーを押すと下記のような画面が表示されますので、↓キーを押して「7 Advanced Options」にカーソルを移動させ、→キーを押して「< Select >」にカーソルを移動させ、Enterキーを押します。
「A1 Expand Filesystem Ensuress - - -」にカーソルがある事を確認して、→キーを押して
「< Select >」にカーソルを移動させ、Enterキーを押します。
ルートパーテーションがリサイズされ、RaspberryPi 3の再起動を促すメッセージが表示されるので、画面上部のラズベリーアイコン---Logout---Rebootとクリックして再起動させた後、再度、dfコマンドで拡張されている事を確認します。