Step2---OS(オペレーティングシステム)をインストールする--- | Fukuの散歩道

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 OSをインストールしなければ手のひらサイズのタダノ基板、コンピュータボードです。CPUはARMのクアッドコア 1.2GHz、メモリは1GB、有線LAN、無線LAN、ブルートゥース、USB X 4 を備えています。WIN95やDOSの時代のボードと比べると、吃驚仰天です。コンピュータの基盤ですから、「何でもできるけど、何もできない」。目的意識を強く持たないと結局、何もできなかったということになるのでしょうか。

 

さて、 付属のmicroSDカードを使えば、基板のカードスロットに挿入、USBキーボードとマウスを接続して、付属のHDMIケーブルでモニタかテレビを接続、付属の電源アダプタを接続して、電源ON.すると、NOOBSというソフトが立ち上がり、複数のOSから望むOSを選択して使うことができる。

 

 今回は天体望遠鏡の制御という目的にかなうRaspberry Pi用のOSがあるので、それをインストールする。そのOSの名称はAstRPi(Astro + Raspberry Piの造語)、アストアールピーアイというそうです。

 こちらのサイト Macで天体 ラズパイ用新ディストリビューション AstRPi  Macで天体 AstRPiのインストール方法を参考にインストールしました。

 電源ONすると、ラズベリーのLOGOが表示され、すぐデスクトップの画面になった。

AstRPi 起動画面

 

 とりあえず、これでStep2は完了しました。今後の流れは、このRaspberry PiをWindows PCとMac PCからリモートで動くようにする。さらに、Raspberry Piと天体望遠鏡を接続して制御出来るようにする。そして次に、天体望遠鏡ETX-90ECのレンズ視野内に捉えた像を遠隔フォーカス調整できるようにする。このような流れになるが、最後のフォーカスは、現在、手指でノブを回転させる手動の構成なので、これを電動にする必要がある。メーカー品・既製品を購入すれば問題は解決するが、値段が高い。さて、ここをどうするか、思案のしどころだ。