40.大阪市を5分割したあと借金を公平に分担できるのか | どうなってんの?大阪都構想

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いわゆる大阪都構想のこと、もっと知りましょう。

動画特別区設置に関する勉強会(2/2) の書き起こしです。

<共産党山中市議>

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で、それは以前からも指摘してきましたけれども、阿倍野再開発も同じだと思うんですね。事業は当該区である南区に帰属する、そしてルシアスの賃料を収受したりだとか、あべの筋の道路の拡幅等の事業については南区が受けもつんだけれども、起債の償還の財源不足、まあここ数年は毎年100数十億円ということですけれども、これは全特別区が、人口按分で分担をするということだというふうに思います。

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ですからね、あの、ほんとにこう矛盾だらけで、無理に無理を重ねていますよねということを、具体的にいろいろとお聞きをして、やっぱり大阪市を解体して、特別区に分割することが無理ですねということを、私たち今日参加してる者は真剣に言い続けてきたと思うんです。

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でも、反対意見しか言わないとか、入り口論だとかっていって、妨害者だと言われ、レッテルを張られて追い出された訳ですけれども、これまでそれぞれが申し上げてきたことへの、疑問とか指摘に、私はね、一度もきちんと答えていただいてないと思うんですよ。あの、局の皆さんがというよりは、この構想を進めようとしている人が、こういうことには全然答えないで、あの、困ればね、いや市長一人が全…を回れないばかりだったと、それが実態なんじゃないかと思うんですけども、なんか、コメントがあればどうぞ。なければ、なければ結構ですよ。

 

<大都市局長山口氏>

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コメントは特にないですけれど、あの、事務数の数ですけれど、さっき出ないっていう、ちょっとありましたけれど、そうじゃなくて、条項数で置き換えましたんで、法律に条文で置き換えていかないといけないんで、その数は出さして頂くことは可能であるということですね。少し、あの、誤解ないようにお願いします。

 

<共産党山中市議>

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でも、事業数で分からなければ、分かりませんよね。

 

<大都市局長山口氏>

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あの、括りの仕方がいろいろあってですね、パッケージ案並みの括りでやる場合もあればですね、法律の条文のどこをとるかによって数の数え方が実はあるので、協定書レベルではもう、法律の条項数で置き換えないといけないということになっているので、そういう書き方をさしていただいているということです。

 

<共産党山中市議>

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だからね、どっち向いてやろうがいいんですけども、やっぱり市民の皆さんに説明できるようなことは、やっぱり、なさっていただきたいなというふうに思います。

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で、まあ、あの、つまり今のコメントはないということだと思うんですけども、ですからね、ずっと申し上げてきたように、既発の公債の償還についても、7割特別区が受け持つんだけども、これも人口按分でいくと。つまり、それぞれが承継する財産とは対応しないけれども、人口按分と。市営住宅についても、これは住宅ごとに、どれがどこの起債かなんて分からないので、戸数で按分をするということで、財産等の実態に合わせて、合理的に分割するということは、これも困難だということを示しているというふうに思います。(続く)

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