4月14日、彼とおでかけする日だった。
だけど彼は私との予定は忘れてて
そして会社の打ち合わせと飲み会に出掛けて行った。
45歳になる彼はとっても大人で
会社では役職があって
とてもしっかりしてる人。
だけどプライベートでは今までも
誰と付き合っても上手くいかなくて
私となぜか結婚に至った。
きっとこーゆー時でも『いいよ、大丈夫。』と
言ってくれそうに見えたのかもしれない。
ごめん、と謝ってくれても
どんなにごはんに行ってたくさん話して笑ってても
彼の中の私の優先順位がとても低かったことが
すごくショックだった。
色んなところに彼と行きたいと思ってた
私の中で彼はトップ1の存在で
思いやったり仕事で疲れてるからと
ごはんを用意してみたり
色々尽くしてたと思う。
だけど
彼の中の私の位置を知った時
私をいちばんに好いて考えてくれる人はいないのかな、と思ってしまった。
好きだよ、
大事だよ、
と言ってくれる人。
いないのかな。
夫は違ったんだね、と。
そんな時元カレから会いたいね、と
連絡が来る。
もし会ってしまったら
きっとそーゆーカンケーになってしまうかも。
元カレは性格は微妙だったけど
私への愛し方はすごかった、
私の好きな事ぜーんぶやってくれてた。
今の夫は少しだけ触って
あとは自分のを触って、と言ってくる。
今の夫と結婚する時
こんな私でも必要としてくれてるなら.
という気持ちがあって結婚した。
『ふこがいてくれるから頑張れる』
『ふことごはん食べたり一緒に寝たりするのが至福の時だよ』とも言ってくれてた。
人は変わる。
結婚すれば変わる。
夫の『いちばん』であると
勘違いしてたんだ。
もともと夫の『いちばん』は仕事だった。
そして結婚したことで
私をキープしておく手間はなくなった。
そう、
『わたし』との時間は特に必要なくなった。
だから
ゴルフも飲み会も他の女とスノボも行くけど
わたしとの予定は忘れるんだね。
ただ、それだけ。
男友達に言われた
「ふこも同じスタンスになれば?
遊んでくれば同じくらいの気持ちになんじゃね?」と。
それもそうなのか。