今日の農業新聞の1面記事です。
道新にも同じような記事がありました。
農水省のサイトには、
平成25年から令和5年産までの
11年間の全銘柄平均の相対価格の推移の
グラフが表示されています。
最新のR5年産6月のデータが
ちょとだけ飛び出しているの
解りますか?
北海道米のR5年産の相対価格の推移の
グラフ作ってみました。
最下段の「きらら」と中段の「ななつぼし」は、
右肩上がりなの何となく解りますが、
最上段の「ゆめぴりか」は、
むしろ下がってる???
これは、昨年の猛暑の影響によるものです。
「ゆめぴりか」のタンパク基準は、
以下の通りです。
タンパク7.4%以下が、基準品で
7.9%以下が七十九じゃなくて八十九なのは、
もう一つストリーがあって、
基準品の「ゆめぴりか」の米袋は、これです。
縦書きの「ゆめぴりか」の文字のバックに
ある漢字が書かれているの、解りますか?
「いき」、漢字で「粋」と書かれています。
「粋」は、こめ偏(へん)に、「九十」です。
「90」の基準品に僅かに1足りなくて、
お解りいただけましたか?
令和5年産は、基準品が早々に無くなって、
2月に500円下がったのは、
基準外品を「八十九」として、
売り出したからだと思います。
通常年だと基準品と基準外の価格は、
1,000円以上1,500円位
差がありますが、
多分R5年産は、500円程度しか
変わらないんじゃないでしょうか?